4月4日、東京・原宿・ニコニコ本社のTEA ROOM2525にて、「銀河英雄伝説」のファンには堪らないスペスシャルなイベントが開催された。本作の主人公ヤン・ウェンリーの誕生日を、原作者のSF作家・田中芳樹さんが祝うというものだ。TEAROOM2525では小説創刊30周年を記念して「銀河英雄伝説カフェ」を開催中、当日はその最終日にあたる。さらに4月4日はヤン・ウェンリーの誕生日ということもあり、30周年に加えてこちらも盛大なお祝いとなった。会場には田中芳樹さん自らが姿を見せ、ヤンに代わり「30」とデコレーションされたバースデーケーキのロウソクの火を消すなど、楽しい企画で構成されていた。そうであってもやはり当日の目玉は、田中芳樹さんによる作品にまつわるあれこれだ。『銀河英雄伝説』の執筆秘話やそして4月14日に第二章 自由惑星同盟篇の公演が始まる舞台「銀河英雄伝説」などについてトークを披露した。現在の仕事についても触れられて、短編が1本用意されていること、そしてタイタニアの続きを執筆予定であることが明かされた。一方で、『銀河英雄伝説』については、外伝の予定は立っていないとのこと。続編については、全く書くつもりはないといった貴重な情報も語られた。今回の銀河英雄伝説カフェは、舞台「銀河英雄伝説」ジョイントしている。店内には、舞台で使われた帝国の軍服も飾られるなど、雰囲気を盛り上げている。そんな舞台について田中芳樹さんは、「ただただ圧倒された」、「(銀河英雄伝説を)舞台化するなんて世の中にはもの好きな人がいるものだと思った」と、かなり驚いた様子だ。そのうえで、舞台の内容については、「熱心に誠実にやっておられるかたに任せるのが一番」、「観客の一人として楽しみたい」、全て任せた様子である。そのうえで、「内容には満足しています」と舞台を十分楽しんでいることを明かす。一方で、「舞台になるのであれば、もっと女性を出しとくべきだった」と、創刊から30年目に訪れたビッグイベントに作品への思いも新たにしている様子だ。このほか話はアニメ版やコミカラズド作品などにも及ぶ、作品展開の広がりを感じさせた。さらにQ&Aコーナーでは、ファンから熱心な質問が飛ぶなど、作品が世代を超えて長く愛されていることを感じさせた。舞台「銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇http://www.gineiden.jp/doumei/cast.html
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