4月10日から6月27日まで神奈川県立近代美術館の葉山館にて「話の話 ロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ」が開催される。 ユーリー・ボリソヴィチ・ノルシュテインは、1941年ロシア生まれのアニメーション作家で、『霧の中のハリネズミ』、『話の話』などの作品で、ロシアの巨匠として知られている。また、親日家でもあり、これまで度々来日している。 また、フランチェスカ・ヤールブソワは、ノルシュテインの妻で自身もアニメーション作家として教育を受けてきた。40年以上の期間、ノルシュテインと作品で協業を続けてきた。今回の展覧会では、そうした二人のアートの世界を探求するものとなる。 鎌倉館、鎌倉別館、葉山館の3館からなる神奈川県立近代美術館だが、葉山館は2003年と近年になって新設された。葉山館は視聴覚設備も整っており、映像作品も積極的に取り上げる。 2005年には、チェコの巨匠であるヤン・シュヴァンクマイエルとその妻エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーを特集した「造形と映像の魔術師 シュヴァンクマイエル展 幻想の古都プラハから」を開催して好評を得ていた。 今回のこの展覧会は、ユーリー・ノルシュテインが制作してきた各アニメーションを軸にした8章で構成されており、同氏のこれまでの活動を改めて体系的に俯瞰する絶好の機会となっている。来館者は制作の元となったエスキース(イメージ画)や切り絵の撮影に使用したマルチプレーンを再現したマケット(模型)などの展示なども含め、ノルシュテインと美術監督を務める妻のフランチェスカ・ヤールブソワの創作過程から完成後の展開まで、「映像詩人」の全貌に迫ることが出来る。 また、展覧会では作品展示だけでなく、作品上映も行う。映像とエイぞ増の素材を合わせて観賞出来るのが魅力となる。また、5月13日と6月17日には、学芸員によるギャラリートークも予定する。 神奈川県立近代美術館葉山館の休館日は月曜日だが、ゴールデンウィーク中の5月3日は開館する。その代わり、前後の4月30日と5月6日は休館になるので注意が必要だ。【真狩祐志】神奈川県立近代美術館 /http://www.moma.pref.kanagawa.jp/[ノルシュテイン作品上映一覧]午前のプログラム『25日-最初の日』『キツネとウサギ』『霧の中のハリネズミ』『冬の日』(発句)『外套』(部分) 午後のプログラム『アオサギとツル』『話の話』『冬の日』(発句)『外套』(部分)
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