デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEG ジャパン)は、2月18日に第2回DEG ジャパン・アワード/ブルーレイ大賞のグランプリ、そして各部門賞を発表した。
 第2回DEG ジャパン・アワード/ブルーレイ大賞は、2009年の発売されたブルーレイ・ソフト(BD)のうち最もBDの特徴を活かした作品に与えられるものだ。作品の内容でなく、BDを使った映像、音質、さらに商品としての企画力が、評価される独特のものである。

 今年のグランプリは、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントが発売した『崖の上のポニョ』が選ばれた。受賞理由には、手描きの柔らかい質感やしなやかな風合いなどの映像が素晴らしく、劇場同様に体験が家庭で得られると評価された。さらに画質だけでなく、音楽や音質、特典と全てのコンテンツ要素が優れているとする。
 アニメ作品では『劇場版 名探偵コナン 漆黒の追跡者』が、ベスト・インタラクティビティ賞選ばれている。小学館により発売された商品は、インターネットからダウンロードを利用したインタラクティブ機能BD-Liveの活用が評価されている。ダウンロードコンテンツが、時間の経過と伴に入れ替わるなど、
パッケージにされた映像を観るだけでなく、何度でも楽しめる、劇場版の焼き直しでない、パッケージならではの付加価値を楽しめるとする。

 また、テレビアニメのBDとしては驚異的な売上げとなった『化物語』が、ユーザー特別賞を受賞している。この賞は今回選ばれた賞の中で、唯一ユーザーの投票のみで選ばれるものである。フリーエントリーの投票で最高得票数を得て、ファンの層の厚さをみせつけた。
 このほかベスト高画賞・アニメ部門は、海外アニメーション『モンスターズ・インク』が選ばれている。こちらも『崖の上のポニョ』と同じウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントの商品だ。同部門には、『崖の上のポニョ』、『モンスターズ・インク』のほか『ヱヴァンゲリオン新劇場版:序 EVANGELION:1.11』もノミネートされていたが、受賞は逃した。同様にベスト高音質賞・映画部門でも『WALL・E/ウォーリー』が受賞となり、候補作だった『AKIRA』は受賞が出来なった。

 DEG ジャパンはデジタルエンタテイメントの普及を目指し映像ソフト・ハード機器メーカーから構成されている。BDが急速に普及する中、昨年からBD商品を対象としたジャパン・アワード/ブルーレイ大賞を立ち上げた。
 BDの特徴は映像・音質が優れたこととされるなか、アワードを設け、特に優れた作品を選び出すことは、BDのスタンダードの向上にもつながるだろう。

デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEG ジャパン)
http://www.deg-japan.jp/

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「第2回 DEGジャパン・アワード / ブルーレイ大賞」

グランプリ 『崖の上のポニョ』

ベスト高画質賞・映画部門 『ブレイブハート』
ベスト高画質賞・ビデオ部門映像詩 『里山 劇場版』
ベスト高画質賞・ビデオ部門 『Healing Islands OKINAWA~竹富島・西表島~』
ベスト高画質賞・アニメ部門 『モンスターズ・インク』
ベスト高音質賞・音楽部門
『NHKクラシカル ハイティンク指揮 
              ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ペライア』
ベスト高音質賞・映像部門 『ウォーリー』
ベスト・インタラクティビティ賞 『劇場版 名探偵コナン 漆黒の追跡者』
ベスト・レストア賞 『トラ・トラ・トラ! 製作40周年記念完全版』

審査員特別賞 『七人の侍』
審査員特別賞 『劔岳 点の記』
ユーザー特別賞 『化物語』 《animeanime》