ガンダムシリーズ6作品 米国・ヨーロッパで全話無料配信開始 | アニメ!アニメ!

ガンダムシリーズ6作品 米国・ヨーロッパで全話無料配信開始

アニメ配信のバンダイチャンネルは、今年2月1日から北米とヨーロッパの両地域でガンダムシリーズのテレビ作品6タイトルの全話無料配信を行う。配信されるのは

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 アニメ配信のバンダイチャンネルは、今年2月1日から北米とヨーロッパの両地域でガンダムシリーズのテレビ作品6タイトルの全話無料配信を行う。配信されるのは『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Zガンダム』、『新機動戦記ガンダムW』、『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダムSEED Destiny』、『機動戦士ガンダムOO』である。 
 配信にはカナダのアニメニューズネットワーク(AnimeNewsNetwork)、米国のクランチロール(Crunchyroll)、それにYouTbueを利用する。世界最大の動画配信サイトとふたつの有力アニメサイトを利用することで幅広いファンに作品を送り出す狙いがあると見られる。
 今回の無料配信の開始についてバンダイナムコグループは、従来からのファンの要望に応えるだけでなく、新しいファンにガンダムの世界を知って貰うためとしている。配信作品は、今後もさらに増やしていく予定だ。

 今回の無料配信はシリーズ最新作の『機動戦士ガンダムUC』のBlu-Ray Disc(BD)が、3月12日に北米ででも発売するためだ。日本と同時発売となる同作は、バンダイナムコグループにとって2010年最大のキラー アニメタイトルである。国内だけでなく海外でも売り出すため、新作タイトルとしては異例の世界同時発売を決定した。無料配信は『ガンダムUC』の売り出しに合わせたものである。
 北米のBDは、国内同様に長さおよそ1時間、英語吹替え版と日本語のオリジナル、さらに日本語、英語、フランス語、スペイン語、広東語、北京語の字幕がつけられる。制作は日本のバンダイビジュアルが行っており、世界同一クオリティーが目指される。北米の流通は、現地法人のバンダイ・エンタテインメントが担当する。

 これまでバンダイナムコグループの取り扱うアニメ作品のDVDでは、バンダイ・エンタテインメントが現地で翻訳をして発売することが多かった。しかし、今回のBDでは、日本のバンダイビジュアルが製造した商品を直接世界に流通させることになる。
 バンダイビジュアルは2009年2月にも『AKIRA』のBDで同様のビジネスを行い成功を収めた。DVDと異なり映像の再生に国境のないBDでは、今後もこうしたかたちでの映像パッケージビジネスが増えそうだ。

バンダイビジュアル /http://www.bandaivisual.co.jp/
バンダイチャンネル /http://www.b-ch.com/
バンダイ・エンタテインメント /http://www.bandai-ent.com/
《animeanime》
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