ノイタミナに湯浅監督 森見登美彦「四畳半神話大系」をアニメ化 | アニメ!アニメ!

ノイタミナに湯浅監督 森見登美彦「四畳半神話大系」をアニメ化

数々のヒットアニメを生み出し続ける番組枠に、湯浅政明監督が登場する。森見登美彦さんの小説『四畳半神話大系』がテレビアニメ化され、2010年4月よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかで放映される。
 現在『空中ブランコ』が放映中、2010年1月からは『のだめカンタービ

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 数々のヒットアニメを生み出し続ける番組枠に、湯浅政明監督が登場する。森見登美彦さんの小説『四畳半神話大系』がテレビアニメ化され、2010年4月よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかで放映される。
 現在『空中ブランコ』が放映中、2010年1月からは『のだめカンタービレフィナーレ』が始まるが、『四畳半神話大系』がその後を引き継ぐ。
 原作者の森見登美彦さんは、若手小説家として活躍中だ。『四畳半神話大系』は自身の卒業校もある京都を舞台にしている。今回は京都の大学に通う主人公のキャンパスライフを、不思議な並行世界として描く。森見作品では初のアニメ化となる。

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 作品の監督が湯浅政明監督というのも、今作の見どころになるだろう。湯浅監督は2004年の映画『マインド・ゲーム』の監督、その映像、演出で一躍脚光を浴びた。『マインド・ゲーム』は、2004年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、第59回毎日映画コンクール大藤信郎賞をはじめ数々の賞に輝いた話題作である。
 その後も、テレビシリーズ『ケモノヅメ』、『カイバ』などで注目を浴び続けている。今回は、日常感溢れる舞台で、不思議な物語を演出することになる。

 さらにキャラクターデザイン原案にはイラストレーターの中村佑介さんを起用、劇団ヨーロッパ企画を主宰しは舞台やドラマ、映画で活躍する上田誠さんが脚本を手掛ける。アニメ以外の分野の才能を積極的に取り込む。これまでのアニメとはやや異なった視点が導入される。
 また、アニメ制作はマッドハウスが行う。マッドハウスのノイタミナ登場は、2005年秋の『Paradise Kiss』以来、実に4年以上ぶりである。作品のバラエティの豊かさに定評があるノイタミナのラインナップが、さらに広がることになるに違いない。

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画像: イラスト/中村佑介 (c)四畳半主義者の会

TVアニメ『四畳半神話大系』
フジテレビ「ノイタミナ」ほかにて2010年4月より放送
/http://noitamina.tv/yojouhan/

原作: 森見登美彦(太田出版、角川文庫刊)
監督: 湯浅政明
脚本: 上田 誠(ヨーロッパ企画) 
キャラクター原案: 中村佑介
アニメーション制作: マッドハウス
《animeanime》
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