『金色のガッシュ』で人気を博したマンガ家雷句誠さんが、この9月から再び作品を公開する。雷句誠さんが作品を発表するのは、2007年に小学館の週刊少年サンデー掲載された『金色のガッシュ』最終回以来、1年半ぶりとなる。
 長期間作品発表がなかったこともあり、今回の活動再開は3誌同時掲載という異例なほど力が入ったものとなる。このうち2つは読みきりマンガで、月刊少年マガジン10月号(9月6日発売)と週刊少年マガジン41号(9月9日発売)に掲載される。講談社の看板マンガ誌2つで復活することになる。

 もうひとつは9月9日発売の新創刊マンガ雑誌別冊少年マガジンである。こちらの作品は『どうぶつの国』と題した異世界ファンタジーで、連載マンガとなる。
 何万、何億という動物たちが暮らすが人間は存在しないはずの星で、人間の赤ちゃんがタヌキに拾われることから物語が始まる。

 雷句誠さんは2007年までは、小学館の雑誌を主な活動の場としていた。しかし、『金色のガッシュ』の連載終了後は、同社での連載を行わなかった。その後、雷句誠さんが小学館に預けた原稿の一部が紛失したことをきっかけに、ウェブにて同社の対応について疑問を提示、裁判に発展するなど世間の注目を集めた。
 雷句誠さんと小学館の裁判は、和解により解決することになった。そして今回、雷句誠さんはライバル出版社の看板雑誌で再スタートすることになる。

 別冊少年マガジンは、講談社が力を注ぐ新雑誌として既に話題を呼んでいる。雑誌のテーマは「ファンタジー」とされており、『金色のガッシュ』で子供たちの絶大な支持を得てきた雷句誠さんはその目玉作家の1人となる。
 新雑誌は毎月発売で、創刊号には全部で16作品が掲載される。雷句誠さんのほかにも、『みなみけ』の桜場コハルさん、『スクールスクランブル』の小林尽さん、『さよなら絶望先生』の久米田康治さん、『漂流ネットカフェ』の押見修造さんなどが連載を持つ。
 その強力な作家陣からも講談社の力の入れ具合が伺える。雑誌は定価税込み500円、創刊号のみは特別定価税込380円である。講談社では20万部の発行を予定している。

別冊少年マガジン http://betsumaga.jp

発売日: 2009年9月9日 (以降毎月9 日売り)
定価: 500円(税込み) ※創刊号のみ特別定価380 円(税込み)
体裁: B 版 平綴じ
ページ数: 700P ※創刊号は570P
編集人: 森田浩章

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