手塚治虫「ブッダ」「リボンの騎士」 劇場アニメ化が視野に | アニメ!アニメ!

手塚治虫「ブッダ」「リボンの騎士」 劇場アニメ化が視野に

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 生誕80周年を迎えた手塚治虫さんの大型関連企画が相次いでいる。4月18日からは江戸東京博物館で「特別展 手塚治虫展~未来へのメッセージ~」がスタートした。手塚治虫さんの業績を振り返る展覧会では、これまでにない大規模なものだ。
 さらに注目されるのは、相次ぐ作品の映像化である。7月4日には手塚治虫さんの異色作『MW』の実写映画が劇場公開される。玉木宏さんと山田孝之さんという人気俳優が主演する。

 そして、手塚治虫自身がその人生のかなり部分と力を注ぎ込んだアニメーションの世界では、10月にハリウッドの大作映画として『ATOM』が世界公開される。手塚治虫さんの『鉄腕アトム』をフル3DCGアニメーション映画で再現する。
 さらに、この夏からは新作テレビアニメシリーズ『ジャングル大帝』が、フジテレビ系でテレビ放映される。監督に『コードギアス 反逆のルルーシュ』の谷口悟朗さん、キャラクターデザイン原案の天野喜孝さんという大物を配置した意欲作である。

 こうした映像化の勢いが、2010年以降も続きそうだ。2010年以降、手塚治虫さんの代表作『ブッダ』と『リボンの騎士』の劇場アニメの製作が進んでいる。
 これは4月20日付の日本経済新聞夕刊の連載記事「人間発見」の中で、手塚プロダクションの松谷孝征社長が明らかにしている。連載は「鉄腕アトムは終わらない」と題して、松谷社長と手塚治虫、手塚プロダクション、その作品との関わりを追うものである。

 この第1回で松谷社長は現在進んでいるプロジェクトのひとつとして、この2作品の劇場アニメ化に言及した。
 新しいアニメ作品として『ジャングル大帝』に触れ、引き続き少し先になるが、劇場用に『ブッタ』をやろうとしていると述べている。また、物語は出家し旅立つまでになるとし、さらにその後、劇場用は『リボンの騎士』もやるとした。

 『ブッダ』は手塚治虫さんの晩年の作品のひとつで、仏教の開祖であるブッダを主人公とする。欧米でも翻訳出版されるなど、海外でも高い評価を受けている。
 『リボンの騎士』は少女マンガとして誕生した代表作のひとつ。1960年代に製作され長年高い人気を誇るテレビアニメのほか、ミュージカル化などもされている。おとぎ話のような華やかな舞台や、中性的な主人公が魅力になっている。
 それぞれの作品は、手塚治虫さんの異なる側面を代表する。映画が公開されれば、さらに手塚作品の魅力が広がることになりそうだ。

手塚治虫 公式サイト /http://tezukaosamu.net/

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