10月27日、東京・渋谷のシネマライズで、映画『アフロサムライ』の劇場公開初日に合わせた舞台挨拶が行われた。挨拶には原作者の岡崎能士さんと木﨑文智監督が登壇した。 『アフロサムライ』は今年初めアメリカでのテレビ放映され、大好評となった作品である。日本でもWOWOWでテレビ放映され好評を博し、今回はそのテレビ版をさらにパーワーアップした内容で劇場映画として登場した。海外での人気も受けた凱旋公開でもある。 そうした今回の劇場版公開に岡崎さんは「今日、劇場に来て実感が沸いてきた」と感慨深げであった。岡崎さんによれば「『アフロサムライ』は、12、3年目に自費出版をした作品。自分の好きなSFやヒップホップ、時代劇などだけを書いた」のだという。その結果としてほかにはない個性的なキャラクターと物語が誕生したわけである。 そのキャラクターについて木﨑監督は「最初デザインを見た時は衝撃を受けた」と語る。そのうえで「現場でアイディアを出しつつ、岡崎さんと協力しながら制作を行った」という。原作の持ち味を生かした慎重な制作プロジェクトが伺えた。 フォトセッションでは、岡崎さんと監督の二人がアフロ姿で剣を構えるとのパフォーマンスも行われ、劇場に集まったファンたちに喝采を浴びていた。 最後に岡崎さんは「劇場公開出来てうれしい、口コミで評判を広げて欲しい」とファンにアピールした。『アフロサムライ』は、今後も、サミュエル・ジャクソンさんも参加する実写映画化やアニメ版の続編も噂されている。木﨑監督の「今後とも宜しくお願いします」の挨拶の言葉に、今後のさらなる作品展開も期待が出来そうな雰囲気だった。アフロサムライ公式サイト /http://www.afrosamurai.jp/
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