日本の人気ゲームソフト『バイオハザード』シリーズを原作とする映画第3弾『バイオハザードⅢ』が、9月21日(金)に米国で劇場公開され好調なスタートを切った。 映画は9月21日から23日までの週末3日間の興行で、2367万8580万ドルを稼ぎ出した。これは第1作の『バイオハザード』(2002年3月15日公開)のオープニング興行1770万106ドルや、第2作の『バイオハザードII アポカリプス』(2004年9月10日公開)の2303万6273ドルを上回り、シリーズ過去最高となった。 とりわけ今回はスクリーン数が2828と前作の3284よりも少なかった。同シリーズの変わらぬ高い人気を示す力強い結果と言える。また客足が順調に推移すれば、前作『バイオハザードII アポカリプス』が持つ日本のコンピューターゲーム原作の実写映画で過去最高の最終興収も期待出来そうだ。 『バイオハザードⅢ』は、国内では11月3日よりスカラ座などで全国ロードショーされる。 (C) 2007 Sony Pictures Entertainment (J) Inc. All Rights Reserved. 近年、ハリウッドでは日本のアニメやマンガを原作とするビッグムービーの企画が相次いでいる。しかし実は、日本コンテンツ発のハリウッド大作は、日本のコンピューターゲームの方が先輩である。 古くは1993年の『スーパーマリオブラザーズ』などもあるが、『バイオハザード』シリーズのほか、『サイレントヒル』や『ストリートファイター』などのヒット作がある。米国で最も成功した劇場アニメの『ポケットモンスター』も、もとを辿れば携帯ゲームソフトから始まっている。 日本のコンピューターゲームの物語や構成力、それにブランドやその人気は、ゲームソフトの販売数以上に評価が高いといえる。 『バイオハザードⅢ』のヒットにより、アニメやマンガと並んで、日本のゲームソフトは、ハリウッドのビッグムービーの原作として、今後も注目を浴びそうだ。バイオハザードⅢ公式サイト /http://www.sonypictures.jp/movies/residentevilextinction/ 11月3日(祝)よりスカラ座ほか全国ロードショー
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