日本デジタルゲーム学会は、9月24日から28日まで東京大学の本郷キャンパスで開催されるデジタルゲームの国際会議DiGRA2007の開催概要を発表した。 DiGRAはデジタルゲーム(コンピューターゲーム)の学問的研究の交流と成果を発表するために設立され、今年で3回目を迎える。歴史はまだ浅いが、世界各国のゲーム研究者・開発者の集まる場として早くも重要性が増している。 特に今回は、世界のコンピューターゲームの発展に大きな役割を果たした日本での開催ということで大きな注目を集めている。また、今年は世界最大のゲームショウである東京ゲームショウと連続した開催になり、大きな盛り上がりが期待されている。 会議は論文発表のほか、ポスター発表や開発者パネル、学生ラウンドテーブル、ライトニングセッション、展示ブースなども設置される。 さらに会議の目玉のひとつとなる基調講演は3つ用意され、そのうちひとつはファミコンの父として知られる立命館大学大学院の上村雅之教授とパックマンの生みの親である東京工芸大学芸術学部の岩谷徹教授による記念対談となる。 対談のタイトルは「日本のゲーム産業史:ハードウェアとソフトウェアの出会い/アーケードゲームと家庭用ゲームの出会い(仮題)」で、日本のコンピューターゲームにおける役割も踏まえた、日本での開催に相応しい内容となりそうだ。 さらに海外からは、仮想世界における経済学の研究者エドワード・カストロノヴァインディアナ大学准教授とシリアスゲームの開発及び研究で著名なマーク ・プレンスキー氏が基調講演を行う。 DiGRA2007は、秋から行われる統合コンテンツイベントのJAPAN国際コンテンツフェスティバルの公式イベントのひとつとなる。さらに国内最大のゲーム開発者会議であるCEDEC2007も同時開催される。 ゲームを中心としたコンテンツ産業、文化、研究との相乗効果も期待できるイベントになるだろう。デジタルゲームの国際学術会議The Third DiGRA International Conference (DiGRA2007)公式サイト /http://digra2007.digrajapan.org/東京大学本郷キャンパス基調講演、記念対談 [9 月26 日(水)・27 日(木)・28 日(金)]シンポジウム/論文発表/ポスター発表/開発者パネル/学生ラウンドテーブル/ライトニングセッション/展示ブース/CEDEC2007 との合同企画/ウェルカム・レセプション/秋葉原エクスカーション・ツアー主催: 日本デジタルゲーム学会 (DiGRA JAPAN)/http://www.digrajapan.org/共催: Digital Games Research Association (DiGRA)協力: 国際ゲーム開発者協会 (IGDA)/JAPAN 国際コンテンツフェスティバル CESA デベロッパーズカンファレンス2007 (CEDEC2007)後援: 東京大学大学院情報学環協賛: 財団法人中山隼雄科学技術文化財団
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