Web of the Year 話題賞にハルヒ、時かけ、蛙男、やわらか戦車(11/13) | アニメ!アニメ!

Web of the Year 話題賞にハルヒ、時かけ、蛙男、やわらか戦車(11/13)

ニュース アワード/コンテスト

 Yahoo! Internet Guide主催のWeb of the Yearの今年の話題賞に、アニメ関連の4サイトがノミネートされ注目となっている。Web of the Yearはその年に話題になったWebサイトをノミネートサイトとして挙げ、一般投票でベストサイトを決定する。
 今回、話題賞にノミネートされたアニメサイトは、『時をかける少女』、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『蛙男商会』、『やわらか戦車』である。これらのノミネートは全20サイトのうちの4つを占めており、単独のカテゴリーとしてはかなり多くなっている。

 しかし、ノミネートされたことより興味深いのは、これらの作品はウェブサイトが話題というよりインターネット全体で話題だったことである。
 例えば、ネット上の口コミがヒットにつながったと言われる『時をかける少女』、『涼宮ハルヒの憂鬱』は、公式サイトよりもファンサイトやブログ、ネット上の掲示板の果たした役割を抜きに語ることが出来ないだろう。
 今回のノミネートは話題になったウェブサイトというよりも、むしろネット上で話題になった作品を代表するかたちでウェブサイトが挙げられたといえる。

 同様のことはネット発とされる『蛙男商会』や『やわらか戦車』にもいえる。両作品はネットコンテンツであることに加えて、ネット発の作品がネットを飛び越えたことが話題となった。
 『蛙男商会』なら地上波テレビに進出したことであるし、『やわらか戦車』であれば「やわらか戦車連合軍」によるキャラクターの商品化といったこれまでのネットの常識を超えた部分に話題性があった。

 また、今回のノミネートで面白いのは、これまでテレビのメディアだと思われてきたアニメがインターネットに大きく展開し始めていることを端的に表していることである。今回話題賞に挙げられた作品のうち、『蛙男商会』を除く3作品は、先頃行われた第11回アニメーション神戸でそれぞれ作品賞劇場部門、作品賞テレビ部門、作品賞ネットワーク部門を受賞している。
 つまり、2006年のアニメは、アニメ界全体の関心とネット上での関心がほぼ一致したことになる。アニメビジネスの事業規模は依然、テレビや劇場などインターネットでないメディアの存在感が大きい。しかし、こと話題性となると、インターネットの影響力が急速に強くなってきた2006年だと言えるだろう。

 このほかWeb of the Yearでアニメサイトの活躍が目立ったのは、動画配信部門である。このなかには、アニメ情報と動画配信を組み合わせる試みで注目を浴びるテレビ東京の「あにてれ」や、アニメ番組配信の「アニメBB」、「バンダイチャンネル」、さらにアニメだけではないがアニメコンテンツにも注力している「GyaO」がノミネートされている。
 また、そうした商業配信とは対照的に、大量の違法コンテンツの存在でも話題を呼んだYouTubeが同じ動画部門にノミネートされている。

 一方、昨年から今年にかけて急激に広がるコミックのネット配信も注目である。講談社の運営するコミックサイトMiChao!が新人賞にノミネートされているのは、大手出版社の一つである講談社が遂にネット事業に本格的な進出をしたことにあるだろう。
 MiChao!はほかにエンターテイメント部門でもノミネートされており、同部門には双葉社のコミックサイトCOMIC SEED! もリスト入りしている。

/Web of the Year 2006 

/蛙男商会 
/涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団  
/時をかける少女 
/やわらか戦車 

/テレビ東京 あにてれ 
/アニメBB 
/GyaO 
/バンダイチャンネル 
/You Tube 

/MiChao! 
/COMIC SEED 
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集