FFⅦアドベントチルドレン 出荷100万枚突破(1/16) | アニメ!アニメ!

FFⅦアドベントチルドレン 出荷100万枚突破(1/16)

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 ゲーム会社のスクウェア・エニックスは、同社の製作した3DCG長編アニメーションの『ファイナルファンタジー アドベントチルドレン』の出荷が100万枚を超えたと発表した。これは、劇場公開されていない映像作品としては異例の大記録になる。
 同社は昨年10月に、『アドベントチルドレン』は2005年9月14日の発売から3週間で70万枚の出荷を行ったと発表をしている。その発表のあとおよそ3ヶ月でさらに30万枚の出荷を行ったことになる。DVD販売の売上げの大半が発売1、2週間で終わることが多いなかで、異例に長期にわたってソフトが売れていることになる。

 スクウェア・エニックスでは、劇場公開されていない映像作品がこれほど出荷されるのは異例としているが、むしろ今回の同作品の人気は劇場公開されなかったことで増幅されている。ベネチア国際映画祭や東京国際映画祭などで大きな話題を呼んだにもかかわらず、劇場公開されず、『アドベントチルドレン』を観たいファンはDVDなどのソフトを買うしかなかったからだ。

 結果として、映画興行より一人当たりの消費単価が高く、利益率も高いDVDやUMDの売上げが伸び、同社の売上げに大きな貢献をした。これまでに同作品は、推定で40億円程度を売り上げたことになる。
 映画興行と比較すれば昨年邦画の興行収入ナンバー1であった劇場作品の『ポケットモンスター』や社会現象にまでなった『NANA』に匹敵する数字である。
 
 また、同作品は国際映画祭で賞を取るなど海外での評判も高い。今後は巨大市場であるアメリカやヨーロッパでもソフトの発売が予定されており、そちらでも大きな売上げが期待出来る。さらに、1月26日に、同映像作品の続編ゲーム『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジー』の発売予定もあり、こちらのほうにもいい影響がありそうだ。
 スクウェア・エニックスは、スクウェア時代には劇場作品『ファイナルファンタジー』で、興行的に大きな失敗をした経験がある。しかし、今回は、同じタイトルの同じ3DCGアニメーション映像で汚名返上したことになる。
 その成功の理由は、映像作品を劇場を通さずにあたかもゲームであるかのように売る、かつてないマーケティングの手法にあるといえるだろう。

/スクウェア・エニックス  

《animeanime》
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