大友克洋 実写版『蟲師』を監督(10/29) | アニメ!アニメ!

大友克洋 実写版『蟲師』を監督(10/29)

 コンテンツファンドの設定や管理を行うジャパン・デジタル・コンテンツ信託は、人気マンガ『蟲師』を原作とする実写版映画のためのコンテンツファンド『シネマ信託~蟲師~』(仮称)を発表した。作品の原作は漆原由紀氏が手掛ける人気マンガで、既に累計120万部の販

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 コンテンツファンドの設定や管理を行うジャパン・デジタル・コンテンツ信託は、人気マンガ『蟲師』を原作とする実写版映画のためのコンテンツファンド『シネマ信託~蟲師~』(仮称)を発表した。作品の原作は漆原由紀氏が手掛ける人気マンガで、既に累計120万部の販売実績がある。また明治時代を舞台にしたSFファンタジーの同作品は、既にこの秋に制作会社アートランド、長濱博史監督でテレビアニメ化され現在フジテレビ系で放映中である。
 今回手掛ける実写版の『蟲師』は、『AKIRA』や『スチームボーイ』などのSFアニメで世界的に名前の知られた大友克洋氏が監督を行う。これまでアニメとマンガの世界で活躍してきた大友氏の実写映画進出として大きな話題を呼びそうだ。さらに、人気俳優のオダギリ・ジョーや江角マキコらが主演をし、2006年冬に全国公開を目指している。

 およそ10億円の製作資金は、製作会社の小椋事務所などを中心とした製作委員会で調達される。このうち小椋事務所の出資する制作費約2億6千万円と配給経費約3億7千万円が、今回『シネマ信託~蟲師~』として募集される。
 今回の資金調達は作品完成後の著作権を利用したもので、当初は小椋事務所が東京三菱銀行からの借入金で映画の製作を行う。作品が完成した時点で、小椋事務所が持つ製作員会での権利持分をJDC信託が信託設定し、投資家向けの販売する。ファンドの募集金額は、6億3千万円を予定しており、募集単位は5万円から10万円の間になる見込みだ。
 この信託の利点は、完成段階で信託が設定されることで個人投資家は完成リスクを避けられることに加えて、製作段階で資金を融資する銀行はファンドで調達される資金を見込んで融資を行うことが出来る。
 
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