角川Gとカートゥーンネットが『ガメラ』をアニメ化(10/29) | アニメ!アニメ!

角川Gとカートゥーンネットが『ガメラ』をアニメ化(10/29)

 角川映画、角川ヘラルド、アスミック・エースの角川グループ3社は、28日に発表した同グループの海外戦略『角川グローバル・フィルム・プロジェクト』の中で、日本で人気特撮映画『ガメラ』のテレビアニメを製作することを明らかにした。『ガメラ』は最初の公開から今

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 角川映画、角川ヘラルド、アスミック・エースの角川グループ3社は、28日に発表した同グループの海外戦略『角川グローバル・フィルム・プロジェクト』の中で、日本で人気特撮映画『ガメラ』のテレビアニメを製作することを明らかにした。『ガメラ』は最初の公開から今年で40年目を迎え、『ゴジラ』と並ぶ特撮映画の人気キャラクターである。
 同グループによれば、アニメ版『ガメラ』は来年春に制作開始を予定しており、30分ものテレビアニメシリーズとして2007年にカートゥーンネットワークでの放映開始を目指している。既に『ガメラ』は角川映画により新作場映画の制作も行っており、2006年春公開を予定している。今後、劇場映画も含めた『ガメラ』の日米での多面的な展開もありそうだ。

 これまでも角川グループは、米国のアニメ流通会社ADヴィジョンと『強殖装甲ガイバー』の共同製作で海外企業との合作アニメ作品を手掛けている。現在、『ガイバー』は日本では衛星テレビのWOWWOWで放映されている。
 一方、米国の大手ケーブル放送局として知られるカートゥーンネットワークは、これまでも日本コンテンツに大きな関心を示し、日本アニメ作品を数多く自局で放映をしている。近年は単なる放映に留まらず、『ティーン・タイタンズ』、『HiHi Puffy AmiYumi』など日本スタイルを取り入れたアニメーションの自社製作を行っている。
 また日本企業との提携にも積極的で、今年の秋から放映を予定しているアニメーション『IGPX』は日本のアニメ制作会社プロダクションIGとの共同製作として話題を呼んだ。

 このほか同グループは海外プロジェクトとして、米国ワインスタイン・カンパニーと提携による鈴木光司氏のホラー小説の米国での映画化や日韓合作によるホラー映画の企画を紹介している。角川グループは日本が強いとされ、また自社の得意とするアニメとホラー分野の映画に絞って海外事業の拡大を目指しているようだ。

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《animeanime》
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