4月18日の日経産業新聞によると、東京大学は新たにコンテンツ教育に関する『コンテンツ創造教育研究コア』を4月1日付で発足させた。報道によれば、この研究組織は大学院情報学環内に発足され、アニメ、ゲームなどの分野の知識を体系化したうえで教育カリキュラムを策定するという。代表には大学院情報学環の原島博教授がつき、専任教員を学外から招聘し学外への拠点開設も検討するとしている。また、当初5年間の研究費は文部科学省の特別研究経費を受けるという。 今回の動きは、現在のコンテンツ教育の問題を適格に捉えているといえるだろう。現在のコンテンツ教育の問題がインターシップの導入をいかに効果的に行えるかと実際の教育現場で教えるカリキュラムの不足であると考えられるからだ。こうして点で、今回の研究が積極的なインターシップを目指す同大学院情報学環の『コンテンツ創造産学研究プログラム』と連動することで効果を発揮するかもしれない。また、教育プログラムの体系化もこの中で生かされて行くに違いない。 今や東京大学は日本一コンテンツ研究や教育に熱心になったとさえ見える。なぜ、東大がといった単純な疑問も当然あるのだが、その名前が社会に向かってアピールすることも事実である。昨年から続く東京大学でのコンテンツ教育の育成策に今後も期待したい。/日経産業新聞 /東京大学情報学環
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