
ヒューは、『X-MEN』のウルヴァリン役で大ブレイクした人気スター。ハリウッドで最もセクシーな俳優に選ばれるなど、映画の主人公ウルヴァリンと同様に、ワイルドな魅力で注目を集める。
この六本木ヒルズでもハーレー・ダビッドソンでレッドカーペットを疾走し、ファンの大歓声を受けていた。今回のヒューの来日は、勿論『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のためである。ヒューは映画に主演するだけでなく、実はプロデューサーも務めている。ステージに上がり、「ドラマ」、「アクション」、「ロマンス」などの映画の魅力を紹介する。
映画は5月に米国で劇場公開されると週末興収で断トツの1位に立ち、北米で1億8000万ドル、ワールドワイドで3億6000万ドルを稼ぎ出したスーパーヒット作になった。映画ではこれまで秘められてきたウルヴァリンの若き日の話が語られる。兄弟の確執や最愛の女性との悲劇などの見所の多さが大ヒットの理由だ。
さらに今回、プロデューサーとしてのヒュー・ジャックマンから、大きな発表が行われた。世界的なヒットを受け、既に『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の次回作、続編の製作が決まっているというものだ。しかも、その次回作の舞台は日本になるという。
もともと、『ウルヴァリン』の原作シリーズに、日本を舞台にした人気ストーリーがあることから、それをベースに物語を発展させるという。
人気エピソードということもあるが、この選択にはヒュー自身の意向も反映している。この日も、最初、日本語で挨拶を行ったヒューは、大の親日家として知られているからだ。沿道のファンに応え、予定時間を大幅に超えることも気にしない日本ファンへのサービスぶりからも分かるだろう。
そして、ヒューは次回の映画のために日本でのオーディションもやりたい、日本の役者とも共演したいとも語る。

そこで登場したのは『X-MEN』の大ファンという佐藤隆太、紋付袴姿で自らの特大履歴書を持参して、続編への出演をアピール。ヒューからは、かなりポジティブな返事を貰い期待も膨らむ。
さらに、やはりヒューの大ファンの川島なお美さんが、着物姿で応援にかけつけた。夫鎧塚さん特製ケーキを持参した。最後は、3人でケーキカットに乾杯と映画の公開を祝った。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
公式サイト /http://www.XMEN-ZERO.jp
9月11日(金)TOHOシネマズ 日劇他全国ロードショー
20世紀フォックス映画 配給

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