2009年12月の映画『アバター』の公開以来急激に、様々なメディアシーンで3D立体視が注目されている。それは国内のアニメ作品も同様で、映画などで様々な3D作品の発表や企画が相次いでいる。 そうしたなかでも、一際注目を浴びそうなアニメ企画がこのほど発表された。電撃文庫で人気のライトnノベル『Baby Princess』の3Dアニメ化『ベイビー・プリンセス 3Dぱらだいす0(ラブ)』である。本作はOVAで発売、さらにイベント上映も行なわれることが決定した。 『Baby Princess』は、テレビアニメ化作品も大好評だった『Sister Princess』公野櫻子さんの最新作である。2007年10月に「電撃G’s マガジン」の通巻200号記念として、当初から大型連載としてスタートした。偶然のきっかけで、個性豊かな19人姉妹と同居することになった陽太郎が主人公である。 作品の特徴は、この陽太郎と19人姉妹の日常を生活を読者参加型企画としていることだ。作品スタート以来およそ3年もの間、誌面での特集や姉妹からの交換日記形式の公式ブログがほぼ毎日続いている。今後はコミカライズも予定し、さらに多くのファンからの支持を目指す。 注目される3D化は、独自の3D技術開発を進めているキュー・テックの最新技術を用いる。フルCGアニメーションの3D立体視化とは異なる2Dの良さを活かした映像が目指される。 特に本作ではシナリオ、絵コンテ、原画、動画全ての段階で3D化を念頭に作成し、1カットごとにレイヤーを細かく分けるという。立体視化する美少女たちが、話題を呼びそうだ。『ベイビー・プリンセス 3Dぱらだいす0(ラブ)』公式サイト /http://baby-princess3d.jp 原作サイト /http://gs.dengeki.com/suteki/原作: 公野櫻子(電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)監督: 稲垣隆行脚本: 柿原優子キャラクターデザイン: 原 由美子作画監督: 原 由美子背景: 草薙カラーコーディネイト: グラフィニカ撮影: グラフィニカアニメーション制作: スタジオコメット
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