10月9日に東京・三鷹市の吉祥寺ゼロワンホールにて、第6回吉祥寺アニメーション映画祭が開催される。吉祥寺アニメーション映画祭は編集家 竹熊健太郎さんが発案し、2004年にスタートした。アニメーション作家の作品を独自の視点から選出し、顕彰する。2009年は、ひだかしんさく さんの『恋するネズミ』がグランプリに輝いている。毎年秋に開催される吉祥寺アニメワンダーランドのメインイベントのひとつともなっている。 映画祭は、地元三鷹市、吉祥寺周辺に拠点を持つ、アニメスタジオ、企画会社が協力することも特色だ。昨年はコアミックス、スタジオディーン、ぴえろ、ジブリ美術館の名前を冠した各賞が設けられていた。今年も個性豊かな作品と、特徴ある各賞が映画祭を盛り上げそうだ。 吉祥寺アニメワンダーランドは、武蔵野商工会議所と地域社会、地域にゆかりのあるクリエイター、アニメスタジオにより開催されている。本年で12年目を迎え、今年は10月2日から11日までを予定する。市民主体の手作り感のあるイベントで、吉祥寺シアターや武蔵野商工会館、井の頭公園などを中心に、吉祥寺一帯で様々なイベント企画を行う。吉祥寺アニメーション映画祭も、こうしたアニメワンダーランドの性格を反映している。 また、毎年変わるメインポスタービジュアルは、地域のクリエイターの手によるものである。今年は吉祥寺在住の人気マンガ家楳図かずおさんが、自身の代表作『まことちゃん』を大胆にあしらったインパクトのあるポスターになった。 吉祥寺アニメワンダーランドのプログラムも、すでに出揃っている。シアターでは北条司さん30周年イベント舞台『エンジェル・ハート』、楳図カーニバル2010 スペシャルトーク&ライヴのふたつの企画を実施する。 さらにはプラモデルワークショップ『親子でガンダムプラモデルをつくろう！』、東急百貨店北側広場では名物となった吉祥寺おもちゃ市場、ステージイベント森のわくわくステージ、など親子で楽しめるイベントを多数開催する。また、期間中は近隣の商業施設も独自のイベントを実施し、吉祥寺アニメワンダーランドを盛り上げる。吉祥寺アニメワンダーランド/http://www.kichifes.jp/wonderland/home.html吉祥寺アニメーション映画祭/http://kichifes.jp/animation/home.html
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