「プリキュアオンライン」開始 アバターで人気キャラとおしゃべり | アニメ!アニメ!

「プリキュアオンライン」開始 アバターで人気キャラとおしゃべり

 東映アニメーションは10月8日より、コスモマークオンラインと共同で『フレッシュプリキュア!』をテーマにしたオンラインゲーム「プリキュアオンライン」をスタートした。
 『フレッシュプリキュア!』の物語の舞台となるクローバータウンをネット上に移し変えた子供

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 東映アニメーションは10月8日より、コスモマークオンラインと共同で『フレッシュプリキュア!』をテーマにしたオンラインゲーム「プリキュアオンライン」をスタートした。
 『フレッシュプリキュア!』の物語の舞台となるクローバータウンをネット上に移し変えた子供向けのオンラインゲームである。ユーザーである子供たちは、ゲーム内の自身のキャラクター アバターを創り、クローバータウンで様々な出来事を体験する。

 東映アニメーションによれば、ユーザーのターゲットは番組を観ている子供たちである。また、「プリキュアオンライン」は、エンタテインメントである同時に知育を目的にするゲームが目指されている。
 子供たちはゲーム内で起こるイベントを通じて、判断力や問題解決力、創造力を養うことが出来る。さらに子供の頃からコンピューターに慣れ親しむことなども考えて設計されている。

 このためゲームのかたちはRPGと言えるが、インターネット上に数多くあるRPGとは、一線を画したかなり異なったかたちとなった。
 例えばそのひとつは、現在のオンラインゲームで主流となっているアイテム課金を行っていないことである。料金は税込み月525円と、安価な料金で長く遊べることが目指されている。
 また、サイトの閲覧にはFlashプレイヤーを使用するなど、ゲームのための新たなソフトのインストールは必要がない。課金も、インターネットサービスプロバイダー(ISP)を通じた方法を取る。いずれもゲームに参加するハードルを低くする試みである。
 課金に対応するISPは、BIGLOBE、OCN、goo、Nifty、Yahooの5社となっている。ISPであると同時に、国内の大手ポータルサイトが数多くが含まれており、ゲーム参加への間口も広く取られているのも特徴である。

 東映アニメーションは、インターネットでの動画配信やモバイルとアニメ作品を結びつけたビジネスに早くから取り組んできた。しかし、アニメのキャラクターを利用したオンラインゲームは初の試みとなる。
 また、アニメ業界全体でも、自社のキャラクターを利用したオンラインゲームを自ら展開するケースは多くない。子供向けの作品であればなおさらである。
 それだけに東映アニメーションの「プリキュアオンライン」は、アニメの二次利用の可能性を広げるものと言えるだろう。今後の展開が注目される。

プリキュアオンライン /http://precure-online.net/
東映アニメーション /http://www.toei-anim.co.jp/
《animeanime》
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