米国の日本アニメ映像パッケージの流通で、日本のアニメ会社が新たな流通に挑戦する。6月23日の米国の映像ソフトパッケージビジネス情報サイト ビデオ・ビジネス(VIDEO BUSINESS)は、バンダイナムコグループが大手のベストバイ(Best Buy)向けの商品流通にベンチャー企業のMMS(Millenium Media Services)を利用すると伝えている。 ベストバイはIT・AV関連商品の全米最大の量販店チェーンで、マニア向けのDVDやBlu Ray Disc(BD)の販売のシェアでは全米最大とされている。今回の試みはBest Buy向けに中小規パッケージ会社より効率的に商品を流通出来る試みとなる。
MMSは、独立系のエンタテイメント商品の流通販売会社ファーストルックスタジオ(First Look Studios)とソニー・ディスクアンドデジタルソリューションズ(ソニーDADC)が出資するベンチャー企業である。 MMSは、ソニーDADCが生産したDVD、Blu Ray Discを直接ベストバイに流通・販売する。また、パッケージ会社に代わり、流通販売のオペレーションを行う。ビデオ・ビジネスは、今回MMSにはバンダイのほか9つの映像パッケージメーカが参加するとしている。