アニメ製作のGDHは、米国・サンディエゴ市で開催されているコミックコンベンション2008(Comic-Con International2008)にて、『アフロサムライ』の続編『アフロサムライ:RESURRECTION』の製作を発表し、映像を初公開した。 『アフロサムライ』は、GDHのアニメ制作会社GONZOが2007年に制作し、若者から支持の高いスパイクTVで放送された。ファニメーション(FUNimation)が発売するDVDが、米国のアニメ部門で2007年第3四半期トップに輝いた人気作品である。 今回製作されるのはこの続編で、前作の高い人気を受けたものである。『アフロサムライ』は、岡崎能士氏のコミックが原作となっている。父を目の前で殺されたアフロサムライが復讐の旅をする、ブラックカルチャーとサムライ文化が融合したアクション作品である。 作品には、アカデミー賞ノミネート俳優のサミュエル・L・ジャクソンが惚れ込み、プロデューサーおよび主人公の声優として参加した。また、ラップ界の革命的アーティストRZAがサウンドトラックの楽曲を提供するなど、若者層を中心に高い支持を集めた。 続編となる『アフロサムライ:RESURRECTION』は、父の復讐を終えた数年後を舞台に、追う者から追われる者へと立場を変えたアフロサムライが、再び復讐の連鎖に巻き込まれる物語。 死んだはずのかつての親友、仁之助(クマ)と、謎の女:シヲが父の形見の「No.1ハチマキ」 と父の遺骨を奪い、アフロに復讐を告げる。アフロが自分の運命を受け入れ、「Resurrection(復活)」することが物語のテーマとなる。 今回、サンディエゴ・コミコンではサミュエル・L・ジャクソン氏やRZA、原作者の岡崎能士氏がパネルディスカッションに出席し、映像を公開した。 彼らの続投は言うまでもなく、新たに『チャーリーズエンジェル』等で知られるルーシー・リュー氏、さらに、『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーで知られる、マーク・ハミル氏らが声優として参加する。 放送は2009年1月から4話完結のテレビアニメミニシリーズを予定。今回もスパイクTVで全米のケーブルチャンネルでオンエアされる予定だ。 また、すでに米国でのDVDのスケジュールも発表されており、ファニメーションより2009年前半に発売される予定だ。 (c)TAKASHI OKAZAKI, GONZO / GDHアフロサムライ公式サイト /http://www.afrosamurai.jp/ GDH /http://www.gdh.co.jpコミックコンベンション2008(Comic-Con International2008) /http://www.comic-con.org/
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