4月18日から20日まで、米国ニューヨークのジャビットセンターで開催されたニューヨーク・コミコン(New York Comic Con)の参加者数の概要が明らかになった。 イベントを運営するリード・エクジビションの担当責任者が、ポップカルチャー情報のICv2に語ったところによると、3日間の参加者は少なくとも64000人で最終的にはこの数字を大きく超える見込みだという。 ニューヨーク・コミコンは、コミックスやSF、テレビドラマ、映画、アニメ、マンガなどをテーマにした大型イベントで、2006年に開始されている。1回目の来場者数が33000人、昨年は41000人、今年はそれをさらに大きく上回る人数となっている。 イベントの急成長ぶりと、それを支える米国のポップカルチャー業界の勢いに大きな関心が集まっている。 NYコミコンは開催第1回より、マンガ・アニメ等の日本カルチャーを主要コンテンツとしてフューチャーしている。今回はメインイベントのひとつとして、日本の人気アーティストT.M. Revolutionのコンサートが開催された。 また、会期中は日本のアニメやマンガ関連の大きなイベントや発表も相次いだ。特に注目を浴びたのは、バンダイエンタテインメントによる『天元突破グレンラガン』と『機動戦士ガンダムOO』の米国展開決定の発表である。 日本のマンガを出版するVIZメディアは、アメリカン・コミックスの巨匠であるスタン・リー氏を招き「ジャンプSQ」で行ったスタン・リー氏と武井宏之さんとのコラボレーション企画をアピールした。さらに会場では『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『らき☆すた』、『英國戀物語エマ』の北米プレミア上映も行われ、ニューヨークのアニメファンを喜ばせた。 ニューヨーク・コミコンは、1回目、2回目は2月に開催されている。今年は4月に開催されたが、来年はまた2月に戻る。歴史は短いが、既に米国の東海岸を代表するポップカルチャーイベントとしてすっかり定着した感じだ。 ニューヨーク・コミコンは、9月26日から28日まで、日本のアニメ・マンガに特化した第2回ニューヨーク・アニメ・フェスティバルの開催も予定している。ニューヨーク・コミコン公式サイト /http://www.nycomiccon.com/
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