良質のアニメーション映画を届けることをコンセプトとする三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーは、その最新作として1972年のアニメ作品『パンダコパンダ』を取り上げる。 これまで海外の様々な名作アニメーションを取り上げてきた三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーだが、今回ははじめて国内映画、しかも宮崎駿、高畑勲両氏が手がけた作品を上映する。『パンダコパンダ』は、3月15日から東京・渋谷のアンジェリカ、立川シネマシティ、川崎チネチッタ他で公開される。 『パンダコパンダ』は、いまから30年以上も前の1972年、高畑勲、宮崎駿が、子供たちが楽しめる素敵なアニメーションとして制作した。当時の子供たちの憧れであったパンダが自分の家にやってくる、そんな非日常的なファンタジーを伸び伸びと描く。 また、当時高畑勲、宮崎駿らがアニメ化企画し結局実現しなかった『長くつ下のピッピ』の影響もあり、児童文学の香りも漂う。 演出は高畑勲、脚本に宮崎駿と現在のスタジオジブリを支える2人の巨匠が参加する。さらに作画には、名手大塚康生、小田部羊一といったアニメーターも参加する見所も多い作品である。 のちの『未来少年コナン』、『ルパン3世 カリオストロの城』、そしてジブリ作品『となりのトトロ』などに受け継がれていく、良質で温かみのある作品の性格が表れている。 今回上映されるのは、1972年12月に劇場公開された『パンダコパンダ』に、73年3月に劇場公開された続編『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』の2本となる。 2本とも現在でもDVDなどは入手可能だが、もともと劇場用映画だけに映画館のスクリーンでゆったりと観たい作品だ。 また、三鷹の森ジブリ美術館は、今回の劇場公開に先駆けて、2月13日より三鷹の森ジブリ美術館でギャラリー展示「パンダコパンダ展」を開催する。 こちらも映画と合わせて訪れると、作品世界が一層広がることだろう。なお展覧会を観覧するには、日時指定予約制のジブリ美術館の入場チケットが必要になる。パンダコパンダ公式サイト /http://www.ghibli-museum.jp/panda/三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー /http://www.ghibli-museum.jp/library/
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