I.G×士郎正宗共同原作第2弾 『RD 潜脳調査室』アニメ化決定 | アニメ!アニメ!

I.G×士郎正宗共同原作第2弾 『RD 潜脳調査室』アニメ化決定

(C)Production I.G・士郎正宗/NTV・VAP・IG・DNDP
 アニメ製作などのIGポートは、グループ会社のプロダクション I.Gと人気マンガ家の士郎正宗さんが共同原作企画となる『RD 潜脳調査室』のアニメ制作を発表した。作品は2008年4月から日本テレビ系で放映される。
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(C)Production I.G・士郎正宗/NTV・VAP・IG・DNDP
RD 1.jpg アニメ製作などのIGポートは、グループ会社のプロダクション I.Gと人気マンガ家の士郎正宗さんが共同原作企画となる『RD 潜脳調査室』のアニメ制作を発表した。作品は2008年4月から日本テレビ系で放映される。
 プロダクション I.Gと士郎正宗さんは、既にこの10月からやはり共同原作企画の『神霊狩/GOHOST HOUND』をWOWOWで放映開始している。今回の企画は両者の共同企画の第2弾となる。

 物語は、2061年、人間がネット社会を構築してから50年後、高度に進んだセキュリティネットワーク社会に表れたメタ・アル・ネットワーク(略してメタル)を舞台にする。現実と非現実の歪みの原因を調査、究明するエキスパート電脳ダイバー波留真理が主人公となる。
 サイバーSFを得意とする士郎正宗さんらしいSF設定となっているほか、両者が関わった人気アニメ『攻殻機動隊』の電脳、ネットワークの部分をさらに強化したハイエンドな作品を期待させる。また先に放送されている『神霊狩/GOHOST HOUND』とは対照的なアクション主体の作品となりそうだ。

 作品の監督には『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』、『HUNTER×HUNTER』、『シュヴァリエ』などの古橋一浩氏、シリーズ構成は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』などの脚本を手がけた藤咲淳一氏、キャラクターデザインは上山徹郎氏が行う。
 IGポートによれば『RD 潜脳調査室』は、士郎正宗のアイデアとプロダクション・アイジーのアニメ制作に対する高いノウハウと制作能力を融合させ、ヒット作品を生み出すことを目的としている。プロダクション I.Gは、自社が得意とするSFアクションで、2008年の新シーズンの勝負をかけるようだ。

 IGポートはこの11月1日から、旧プロダクション I.Gが、持株会社に移行した企業である。これまでのアニメ製作事業は、事業分割で(新)プロダクション I.GとしてIGポートの子会社となる。12月にはさらに株式交換を利用して、コミック出版のマッグガーデンもIGポートの子会社として経営統合される。今後IGポートは、両社のほかジーベックも含めてアニメ・マンガ事業を統括する。
 今回の企画はIGポートの移行後初の制作発表であり、こうした面からも、IGポートの力の入れ具合が伺える。

プロダクション I.G /http://www.production-ig.co.jp/

『RD 潜脳調査室』
/http://www.ntv.co.jp/RD/

【スタッフ】
原作: プロダクション I.G/士郎正宗
原作協力: クロスロード
監督: 古橋一浩
シリーズ構成: 藤咲淳一
キャラクターデザイン: 上山徹郎
制作: プロダクション I.G

【あらすじ】
2061年、人間がネット社会を構築して50年。人間同士が意識で繋がることができる理想実現を期待されたネット社会だったが、個人情報の流出、情報の改竄など、新たな社会問題が現象化しているにも関らず、人は尚、取り交わされる情報をネットに依存し、ネットからの離脱を選択することはできなかった。
その結果、セキュリティを強化した新たなネットワーク空間の構築が望まれ完成したのがメタ・アル・ネットワーク(略してメタル)である。メタルは情報化された個人の記憶をバブルシェルという泡状の有機的電脳防壁で擬似的にスタンドアロン化させ、人々の生活に浸透していった。
だがその結果、人は安全なメタルの中で本能を解放し、爆発させることを憶えた。
解き放たれた本能に押し出される形で、個々の意識は情報の海に溺れ、欲望の圧力に曝される。
だが、人が生きている舞台は規律で縛られた現実世界である。二つの世界の間に奇妙な摩擦が生れ、それが在らざる歪みとなって世界に現れはじめていた。
そうした歪みの原因を調査、究明するため、メタルの海に挑むエキスパートを、人々は電脳ダイバーと呼んだ。
この物語は、リアルとメタルの狭間で起こる事件を調査する電脳ダイバー、波留真理の物語である。
《animeanime》
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