ASIAGRAPH2007「CGアニメーションシアター」など多彩なイベント | アニメ!アニメ!

ASIAGRAPH2007「CGアニメーションシアター」など多彩なイベント

 10月12日から14日まで秋葉原UDXにて開催される「ASIAGRAPH2007」で、公募されていた各部門の上映作品が発表された。
 もともと「ASIAGRAPH」は、CGアーティストである喜多見康氏の主催により2004年に横浜で初開催されたもの。その後、2005年には上海と愛知万博内でも

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 10月12日から14日まで秋葉原UDXにて開催される「ASIAGRAPH2007」で、公募されていた各部門の上映作品が発表された。
 もともと「ASIAGRAPH」は、CGアーティストである喜多見康氏の主催により2004年に横浜で初開催されたもの。その後、2005年には上海と愛知万博内でも開催され好評を博した。昨年も横浜で開催されている。

 それを今年はJAPAN国際コンテンツフェスティバルのパートナーイベントとして従来より拡大して実施されることになったものである。デジタルコンテンツの振興を図るデジタルコンテンツ協会も主催に加わっており、2月に行われていたデジタルコンテンツグランプリやデジタルクリエイターズコンペティションの贈呈式などもある。
 また、富野由悠季監督や押井守監督がパネラーとして登場するプログラムも組まれる等、CG作家や業界動向の紹介に留まらない多角的な側面を持つイベントへと変貌しつつある。

 従来の招待作家の出展もあるものの、今回の展示に当たって新規に公募も行っていた。その結果、各4部門のうち動画(アニメーション)作品公募部門には18作品が、学生(25歳以下)アニメーション作品公募部門には14作品がそれぞれ入選した。
 国内の作品では、東京国際アニメフェア2007のクリエーターズワールド出展者の他、第19回CGアニメコンテストやDigiCon6+3でも見かけた作品等も見受けられる。その他こどもCGコンテスト部門も発表になっているが、CGアート作品公募展示部門については引き続き審査中としてる。
【真狩祐志】

動画(アニメーション)作品公募部門

『49』 岩野一郎(日本)
『R.S.vol.1-4』 牛山雅博(日本)
『兔子的尾巴』 羅殷(中国)
『Jack in the Box』 増田智美(日本)
『私説鳥類考』 深瀬沙哉(日本)
『D-MiYuu Promotion ACTION』 山本たかひで(日本)
『奈良鹿物語』 青木純(日本)
『A BEAUTIFUL WORLD』 阿部香(日本)
『インド恋の詩』 くろやなぎてっぺい(日本)
『なず~島のぽま(サンプルムービー)』 河合完治(日本)
『不条理アニメ・はれたん』 鶴田総一郎(日本)
『芽吹きヶ丘 −Takorasu steam world 2007−』 TAKORASU(日本)
『空想少女』 野山映(日本)
『OFF COMPUTER』 李重陽(中国)
『COMPLETE DEBRISl』 Zhou Tingting、Bian Kai(中国)
『Fracta Rhythm』 熊谷武洋(日本)
『不思議の国とアリス』 そうまあきら(日本)
『SHATTER』 中間耕平(日本)

学生(25歳以下)アニメーション作品公募部門

『JUN-ICHI: A NUMBER ONE PURE BOY』 久野貴詩(日本)
『怪夜行(あやかしやこう)』
内山理恵、宇野真由美、小川由里奈、宮由梨恵(日本)
『ヒーロー』 和田拓也(日本)
『KAIBYAKU −開闢−』 林賢治(日本)
『うらら』 山下純(日本)
『Wolf&Goat』 三輪寛大(日本)
『雲の人 雨の人』 上甲トモヨシ(日本)
『costa』 伊東さきこ(日本)
『Telephone』 石井のぞみ、樋口美咲(日本)
『雨の日に』 鳥居悦子(日本)
『marmalade』 山下順平(日本)
『CubicJelly』 隅愛子、増井奏、中村千春(日本)
『ネコの人とウマの人』 永迫志乃(日本)
『The Knight & Elephant』 土屋晋二(日本)

日時 2007年10月12日(金)-14日(日)10:00-18:00
会場 UDX GALLERY(秋葉原UDX4F)
入場料 無料

CGアニメーションシアター(公募展示部門)
/http://www.asiagraph.jp/program/gallery2/

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