米国のソニーピクチャーズ・ホームエンタテインメントは、今年9月25日に日本の劇場アニメ『鉄コン筋クリート』のBlu-ray版を発売すると発表した。 発売はDVD版と同時で、定価はDVD版26.96ドルに対して、Blu-ray版は38.95ドルとやや高めの設定となる。 『鉄コン筋クリート』は7月20日に米国で限定公開を開始している。また、アメリカで人気の高いSTUDIO4℃の作品、監督が米国人のマイケル・アリアス氏など話題が多く注目を集めている。こうした注目の高さが、DVDとBlu-rayの売上に結びつきそうだ。 米国内のアニメの次世代ディスクでは、既にバンダイビジュアルUSAが『FREEDOM』のHD DVDを販売している。また、日米同時展開作品として『オネアミスの翼』、『劇場版機動警察パトレイバー』のHD DVDとBlu-rayを同時発売する予定である。 さらに大手アニメ流通会社のファニメーションがBlu-rayの展開を開始するとの話が報道されているが、具体的なタイトルや日時は明らかにされていない。 このため今回のソニーピクチャーズ・ホームエンタテインメントの発表は、バンダイビジュアルUSA以外の企業が北米で次世代ディスクでのアニメタイトル発売を発表した初のケースになる。 ソニーピクチャーズ・ホームエンタテインメントのアニメの取り扱いは多くないため、アニメの映像パッケージ業界全体に与える影響は大きくない。しかし逆に言えば、ハリウッドメジャー系の映像パッケージ会社では、次世代ディスクの発売に勢いがつき始めていると言える。今後は、同社が発売した大ヒットアニメ『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』のBlu-ray版が期待されそうだ。 『鉄コン筋クリート』のBlu-ray版は、現在日本国内では発売されていないため、Blu-ray版の発売は北米市場での展開が先行することになるようだ。ソニーピクチャーズ・ホームエンタテインメント(米国) /http://www.sonypictures.com/homevideo/ 鉄コン筋クリート公式サイト /http://www.tekkon.net/
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