「夏目友人帳」ドラマCDがふろくの「LaLa」発売！ 脚本はアニメの大森貴弘総監督書き下ろし

『夏目友人帳』の超特別ふろく「『夏目友人帳』 by緑川ゆき 20周年記念ドラマCD -はたとせ映し-」が付く、少女マンガ誌「LaLa」の2023年11月号が9月22日に発売を迎えた。ドラマCDの脚本は、アニメ『夏目友人帳』シリーズの大森貴弘総監督の書き下ろしとなる。

『夏目友人帳』は、「LaLaDX」2003年7月号に読切として掲載されたのち「LaLa」にて連載中の、緑川ゆきによるあやかし契約奇談だ。祖母の遺品「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる身となった妖怪が見える少年・夏目貴志が、祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐり自称用心棒のニャンコ先生とともに忙しい日々を送る姿を描く。

アニメ化も果たしており、TVアニメシリーズは2008年に放送を開始した第1期を皮切りに第6期まで制作され、深夜アニメとしては他に類を見ないロングシリーズとなった。2018年9月にはシリーズ初の長編オリジナルエピソードを描く劇場版も公開。動員数・興行収入・初日満足度ランキングにおいて第1位に輝き、興収9億・動員数60万人を超える大ヒットを記録した。さらに、2021年1月にはファンに人気のふたつの短編エピソードが劇場にて限定上映されるなど、映像化が続く。先日、アニメの15周年突入にあわせて6年ぶりの続編となるTVアニメ第7期『夏目友人帳 漆』の制作決定が発表されている。

「LaLa」2023年11月号のふろく「『夏目友人帳』by緑川ゆき 20周年記念ドラマCD -はたとせ映し-」は、アニメ『夏目友人帳』シリーズの大森貴弘総監督による書き下ろし完全オリジナルストーリーのドラマCD となる。夏目とニャンコ先生が拾った不思議な模様の手鏡が、「はたとせ映し」という約20年先の姿を映す鏡だったという筋書きで、犬の会メンバーをはじめ同級生や名取さんも登場する。ファン必聴の超特別ふろくといえそうだ。

また『夏目友人帳』は、巻頭カラーでマンガの最新話「とある少女の肖像　其の五」も掲載されている。「とある少女の肖像」は、夏目が占い師のクララと共に訪れたオークション「何首烏（カシュウ）の会」で起きる事件を描くエピソードだ。盗難事件に遭遇した夏目は、女性職員「7番（セブン）」に奪われてしまった田沼の太刀を取り返すべく、彼女の元へ向かう。

誌面にはこのほか『夏目友人帳』関連で、アニメを彩る音楽にフィーチャーした初の劇伴コンサート「アニメ『夏目友人帳』劇伴コンサート～いとうるわしき夢より～」や、やさしい色合いのかわいいタッチで表現した新ブランド「にゃんぷち」の情報も掲載している。

表紙を飾るのは林みかせ『それでも弟は恋したがる』で、10月5日発売の最新第3巻との連動プレゼントも用意された。『あかのたち』の海道ちとせ新作読切『ウチの万李がお世話になります』や「LaLaDX」の大人気連載である晴海ひつじ『土かぶりのエレナ姫』、最新第12巻が10月5日発売の冬夏アキハル『転生悪女の黒歴史』は、カラーつきでの登場だ。

『夏目友人帳』の超特別ふろく「『夏目友人帳』 by緑川ゆき 20周年記念ドラマCD -はたとせ映し-」が付く、少女マンガ誌「LaLa」の2023年11月号は定価590円で発売中。販売期間は10月23日までとなる。

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（C）緑川ゆき・白泉社／「夏目友人帳」製作委員会