「日本沈没2020」湯浅政明監督による再構築&5.1ch音響で劇場公開へ ポスタービジュアルお披露目 | アニメ!アニメ!

「日本沈没2020」湯浅政明監督による再構築&5.1ch音響で劇場公開へ ポスタービジュアルお披露目

Netflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』が、湯浅政明監督の手によるストーリーの再構築と5.1chの音響によって映画作品として生まれ変わり、『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』として11月13日に全国公開されることがわかった。

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『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』ポスタービジュアル(C)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
  • 『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』ポスタービジュアル(C)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
  • 『日本沈没2020』キービジュアル(C)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
Netflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』が、湯浅政明監督の手によるストーリーの再構築と5.1chの音響によって映画作品として生まれ変わり、『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』として11月13日に全国公開されることがわかった。あわせてポスタービジュアルと湯浅監督からのコメントも到着している。

『日本沈没2020』キービジュアル(C)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
『日本沈没2020』キービジュアル
日本SF界の巨人・小松左京の大ヒット小説を初めてアニメ化した『日本沈没2020』は、“国が失われゆく人々のアイデンティティ”という1973年に刊行された原作のテーマを残しつつ、2020年現在の日本を舞台に、未曾有の事態をごく普通の家族の目線で描く大胆な設定を採用。
容赦なく襲う大災害、人種や国籍、思想や世代も異なる多様な人々、ネットを背景にした文化などのいま現在の世界がリアルに抱える事象を、アニメならではのファンタジー性と極めて冷静な視点を交えて描いた。
視聴者の感性を映す鏡のように“語らずにはいられない作品”となり、配信後にはSNSを中心に賛否両論を巻き起こし、連日更新される国内視聴ランキングのNo.1を記録してきた。



このたび全国公開が決定した『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』では、現代の世界が内包する様々な要素が詰め込まれた全10話の配信版を再構築。湯浅監督の手により1本の映画として情報量が絞られ、令和における日本沈没の持つテーマ性と時代性がより鮮明になる。
沈みゆく日本において、人々はどこへ向かい、そして我々はその事態をどう見つめるのだろうか。命のバトンをつないだ先にある希望へ、否応なく究極の選択を突きつけられた人々が向き合う“現実と再生の物語”の銀幕進出に注目だ。

あわせてお披露目となったポスタービジュアルは、大災害の中で前を向き生き抜くごく普通の家族・武藤家にフォーカスした配信時から一転、沈没した国土の先に朝日とともにそびえる富士山を描いたスケール感のあるものに。
本作全編を通して観て初めて得られる、“日本の喪失からの希望”を感じさせる壮大なテーマを象徴した仕上がりとなった。

湯浅監督自身が「この作品は見る側へのたくさんの裏切りがあります。それは登場人物が乗り越えるべき苦難と同様で優しくありません。ぜひ劇場でご覧になって確かめて下さい」と語る『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』。
配信時に巻き起こった賛否両論への答えとなるのか、さらなる様々な議論を巻き起こすのか。ぜひとも劇場で確かめてみたい。

『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』は、2020年11月13日より全国ロードショー。

<以下、コメント全文掲載>


【監督:湯浅政明】


1話のダビングの時に5.1chで作られた音が心地良くて、これはいい環境で見ないともったいないと思うようになりました。配信が開始されると内容に非難も巻き起こり、意図した所へたどり着かない視聴者の方も多く見受けられました。この作品は見る側へのたくさんの裏切りがあります。それは登場人物が乗り越えるべき苦難と同様で優しくありません。ぜひ劇場でご覧になって確かめて下さい。

『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』
原作:小松左京『日本沈没』
監督:湯浅政明、音楽:牛尾憲輔、脚本:吉高寿男
キャスト:上田麗奈、村中知、佐々木優子、てらそままさき、吉野裕行、森なな子、小野賢章、佐々木梅治
アニメーション制作:サイエンスSARU
配給:エイベックス・ピクチャーズ
製作:“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners In association with Netflix

(C)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
《仲瀬 コウタロウ》
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