「STAND BY ME ドラえもん」続編、2020年公開! 物語のベースは名作「おばあちゃんのおもいで」 | アニメ!アニメ!

「STAND BY ME ドラえもん」続編、2020年公開! 物語のベースは名作「おばあちゃんのおもいで」

3DCGアニメーション映画『STAND BY ME ドラえもん2』が、2020年8月7日に公開決定。前作に引き続き、脚本・監督:山崎貴と監督:八木竜一がタッグを組んで、「おばあちゃんのおもいで」をベースに、前作『STAND BY ME ドラえもん』のその後の物語を描く。

ニュース
注目記事
『STAND BY ME ドラえもん2』超ティザービジュアル(C)2020「STAND BY MEドラえもん2」製作委員会
  • 『STAND BY ME ドラえもん2』超ティザービジュアル(C)2020「STAND BY MEドラえもん2」製作委員会
  • 『STAND BY ME ドラえもん』場面写真(C)2014「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会
『ドラえもん』連載開始から50年を迎える2020年、3DCGアニメーション映画『STAND BY ME ドラえもん2』が公開決定。前作に引き続き、脚本・監督:山崎貴と監督:八木竜一がタッグを組んで、名エピソードとして知られる「おばあちゃんのおもいで」(原作4巻)をベースに、前作『STAND BY ME ドラえもん』のその後の物語を描く。

『STAND BY ME ドラえもん』場面写真(C)2014「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会
『STAND BY ME ドラえもん』場面写真【画像クリックでフォトギャラリーへ】
『STAND BY ME ドラえもん』は、原作者の藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品として、2014年に公開された『ドラえもん』史上初の3DCGアニメ映画だ。『ドラえもん』の世界に入り込んだかのような圧倒的映像と、大人も泣ける感涙のストーリーが話題となり、興行収入83.8億円を記録。日本国外でも公開され、全世界興行収入は100億円を突破する大ヒットに。

最新作『STAND BY ME ドラえもん2』では、原作屈指の名エピソードであり、山崎貴監督が前作で描きたくても実現できなかったという「おばあちゃんのおもいで」をベースに、オリジナル要素を加えて再構築。しずかちゃんとのび太の結婚をめぐるラブストーリーを描いた『STAND BY ME ドラえもん』の、その続きが展開される。

物語は、ドラえもんが一緒にいるのが日常になった<現在>のある日、のび太が、幼稚園の頃に亡くなってしまったおばあちゃんが繕ってくれたくまのぬいぐるみを見つけたところから始まる。
大好きだったおばあちゃんを思い出し、涙が止まらなくなったのび太はタイムマシンで、3歳だった<過去>へ出発。
陰からこっそり様子を伺っていたのび太だったが、ひょんなことからおばあちゃんに見つかってしまう。小学生になったのび太の姿に驚きつつも、優しく受け入れてくれるおばあちゃんは「のびちゃんのお嫁さんをひと目見たくなっちゃった」とぽつり。大好きなおばあちゃんの願いを叶えるため、<過去><現在><未来>を舞台に、ドラえもんとのび太の大冒険が幕を開ける……。


3DCGアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん2』は、2020年8月7日公開。

<以下、コメント全文掲載>


脚本・監督:山崎貴


『STAND BY ME ドラえもん 2』を作ることが決まったとき、まず思ったのは「まずい、名作と呼ばれるものはほとんど使わせてもらっちゃった」ということでした。

そもそも「名作と呼ばれている作品をいくつかつないでいったら単なるオムニバスではない一本のストーリーとして成立するじゃないか!」という発見が前作の始まりだったので、今回、2を作れるのは嬉しいけれど、どうしようというのが正直な気持ちでした。

しかし前回入れ込みたくて、どうしても難しかった話の一つに、あの誰に聞いても好きな話の上位に来る名作中の名作、「おばあちゃんのおもいで」があります。
この話を軸になんとか物語を膨らませることは出来ないか……。
そこからこのプロジェクトはスタートしました。

正直難産でした。
あの物語を膨らます方向を見極めるのに何度も集まりミーティングを繰り返し、四苦八苦していた時間がすごく長かった気がします。

しかし、藤子先生の作品はたとえ短編といえども、フラクタルのように長い物語を内包しています。
今回我々がたどり着いた物語の芽はおばあちゃんが物語の終わり際に発した一言の中にきっちりと内包されていました。
「あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃったねぇ」
なんとか大好きなおばあちゃんにお嫁さん(つまり大人になったしずかちゃんですが)を一目会わそうとして、のび太とドラえもんの大冒険が始まります。
当然一筋縄でいくはずもなく、その過程で二人は様々な大変な経験を重ねていきますが、その中で二人はいつしか家族というものの温かさを再発見していくことになります。

50周年という記念の年にこの作品をリリースできることはとても光栄なことです。製作はまだ半ばですが、なんとかスタッフに底力を発揮してもらって、素敵な映画を夏にお届けできればと思っています。

監督:八木竜一


ようやく『STAND BY ME ドラえもん 2』を発表できる事になりました。
しかも、ドラえもん誕生50周年に公開する事になるとは。前作も藤子先生の生誕80周年でしたし、不思議な縁を感じます。

今回は「1日」を描きます。
のび太とドラえもんが、何度も時間を飛び越えて、過去や未来を行ったり来たり、いろんな「1日」を、ひみつ道具を使って乗り切ったり、ピンチになったり、それはもう大変な事が起こっちゃいます。

そもそも、前作ではドラえもんのひみつ道具を3DCGに起こして表現したら、絶対楽しいものになるという思いで作りました。
「タケコプター」で空を飛んだり、「どこでもドア」で場所を飛び越えたりする事を、本当に起こった出来事の様に皆さんに感じて欲しかったのです。

今回の映画では、それをさらにスケールアップさせます。前回出せなかった新しいひみつ道具、前回大変すぎて出来なかった場所などなど、世界を拡げて皆さんにお届けします。

何気ない普通の「1日」も、後から思い起こせば大切だったと気付く事があります。おばあちゃんに会いに行くその日は、きっとのび太にとって大切な「1日」になると思うのです。

最悪の「1日」もあるでしょう。
しかし、その時はつらかった事が後になって良い思い出になったりするのは、よくある事です。

ドラえもんを知っているすべての世代に共感してもらえる、そんな「1日」たちを『STAND BY ME ドラえもん 2』では描いています。是非、来年夏に少し不思議な「1日」体験をしてみてください。

【作品概要】
『STAND BY ME ドラえもん2』
◆原作:藤子・F・不二雄
◆脚本:山崎貴(『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ・『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』・『ルパン三世 THE FIRST』)
◆監督:八木竜一(『friends もののけ島のナキ』・『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』)、山崎貴
◆制作:シンエイ動画、白組、ROBOT
◆制作協力:藤子プロ・阿部秀司事務所
◆配給:東宝
◆公開:2020年8月7日(金)
◆製作: シンエイ動画、藤子プロ、小学館、テレビ朝日、ADKエモーションズ、小学館集英社プロダクション
東宝、電通、阿部秀司事務所、白組、ROBOT、朝日放送テレビ、名古屋テレビ、北海道テレビ
九州朝日放送、広島ホームテレビ、静岡朝日テレビ、東日本放送、新潟テレビ21

(C)2020「STAND BY MEドラえもん2」製作委員会
《小野瀬太一朗》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集