まだまだ桜が咲き誇る4月第3週の注目映画は、「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第21作目となる静野孔文監督の「名探偵コナン から紅の恋歌（ラブレター）」だ。あらすじは、日売テレビで発生した爆破事件において西の高校生探偵である服部平次とお笹馴染みの遠山和葉が取り残されるものの、江戸川コナンによって救出される。その時出会った自称平次の婚約者、百人一首の高校生チャンピオンである大岡紅葉との出会いによって、和葉と紅葉の平次を掛けたの百人一首勝負が進行すると共に、京都で発生した殺害事件に重なる複数のかるた札の謎に対してコナンと平次が大阪/京都府警と協力して解明していくというもの。登場人物のキャストは、江戸川コナン役を高山みなみが、毛利蘭役を山崎和佳奈が、毛利小五郎役を小山力也が、服部平次役を堀川りょうが、遠山和葉役を宮村優子が演じる。スタッフは、監督に静野孔文氏が、脚本に大倉崇裕氏が、キャラクター・デザイン/総作画監督を須藤昌朋氏が、音楽を大野克夫氏が、主題歌を倉木麻衣で「渡月橋 ～君 想ふ～」が、アニメーション制作をTMS/V1Studioが担当する。原作者の青山剛昌先生曰く、本作は2010年公開のシリーズ第14作目「名探偵コナン 天空の難破船」以来のラブコメメインのストーリーとなっており、「天空の難破船」ではキッドと蘭、そしてコナンのラブコメが展開されていた。また今回のスペシャルゲストでは、関根康史役として宮川大輔が、枚本未来子役として吉岡里帆が出演する。ゲストの演技にも注目したいところだ。「名探偵コナン から紅の恋歌（ラブレター）」は4月16日から全国劇場で公開だ。
