村田朋泰「陸にあがった人魚のはなし」クラウドファンディング開始 コマ撮りアニメの制作に挑む | アニメ!アニメ!

村田朋泰「陸にあがった人魚のはなし」クラウドファンディング開始 コマ撮りアニメの制作に挑む

児童文学『陸にあがった人魚のはなし』のコマ撮りアニメーション制作を目指すクラウドファンディングがスタートした。目標金額は350万円で、2月21日から5月8日までMakuakeにて支援を募る。

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児童文学『陸にあがった人魚のはなし』のコマ撮りアニメーション制作を目指すクラウドファンディングがスタートした。目標金額は350万円で、2月21日から5月8日までMakuakeにて支援を募る。

『陸にあがった人魚のはなし』はアメリカの詩人・童話作家のランダル・ジャレルが手がけた児童文学である。狩人と人魚が出会い、様々な動物たちと一緒に家族として暮らすストーリーで、お互いの違いを認めて理解し合う普遍的な愛がファンタジックに表現されている。
本作のアニメ化は映像作家の村田朋泰が務める。NHK Eテレで放送中の『森のレシオ』を手がけ、Mr.Children『HERO』のミュージックビデオなどで知られるクリエイターが幻想的な世界観を描いていく。

将来的には1時間程度の長編を目指しているが、まずは約3分のパイロット版を制作して本編の資金を集める予定だ。クラウドファンディングではパイロット版の制作費用として350万円の資金提供を募る。目標金額を達成しなかった場合は制作をしないALL or NOTHING方式となっている。
支援コースは3000円、5000円、1万円、2万円、3万円、5万円、10万円、30万円、50万円(全て税込)の全9種。エンドロールへの名前の掲載から撮影現場への招待、第1回制作会議への参加など、多彩なリターンが用意された。

プロジェクトページではキャラクター原案や背景美術、描き下ろしのビデオコンテなどを公開中だ。立体となったときにはどう表現されるのか、期待が膨らんでいく内容となっている。
コマ撮りアニメーションは1コマ1コマを撮影するために膨大な制作時間とコストを必要とする。支援者とともに作品を創り上げていくプロジェクトになりそうだ。
《高橋克則》
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