新海誠監督の書き下ろし小説『小説 君の名は。』がアジア、北米、ヨーロッパなど世界22ヵ国で発売されることになった。映画だけでなく小説も世界に向けて発信していく。映画『君の名は。』は8月26日に公開され、観客動員数1640万人・興行収入213億円を超えた2016年最大のヒット作である。新海監督が自らが書き下ろした『小説 君の名は。』も今年の文庫売上第1位に輝くなど、書籍も人気を博している。小説版はロードショーに先駆けて6月18日に刊行され、小説を含むシリーズ関連書籍はタイ、台湾、マレーシアなどでも発売中。全世界のシリーズ累計発行部数は320万部を突破した。タイでは、初版が品切れしすぐさま重版がかかる大ヒットを記録。台湾版は11月26日の予約開始以降ネット書店においてランキングの上位を占めており、初版部数は台湾での翻訳小説として異例の4万部に達した。このたび、アジアの3ヵ国と地域に加え、全世界22ヵ国での発売が決定した。韓国、香港、マカオ、中国本土、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ベルギー、ルクセンブルグ、イタリア、バチカン市国、サンマリノ、スイス、スペイン、ドイツ、オーストリア、シンガポール、ベトナムにて発売される。映画とともに世界各国へと広がっていく本作に要注目だ。『君の名は。』の関連書籍は新海誠監督による『小説 君の名は。』が角川文庫、角川つばさ文庫にて刊行中。加納新太による外伝小説『君の名は。 Another Side:Earthbound』は角川スニーカー文庫、琴音らんまるが作画を務めたコミカライズは「月刊コミックアライブ」にて刊行中。そのほか、公式ビジュアルガイド『新海誠監督作品 君の名は。公式ビジュアルガイド』、東京ウォーカー編集部『新海誠Walker』がリリースされている。
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