ROBOTとIMAGICAが8K/HDRの超高精細コンテンツ「LUNA」を制作 9月上旬完成 | アニメ!アニメ!

ROBOTとIMAGICAが8K/HDRの超高精細コンテンツ「LUNA」を制作 9月上旬完成

8月26日、映像制作のROBOTとIMAGICAは次世代メディアの8K/HDRで実写オリジナル作品を共同製作することを発表した。実写とCGを組み合わせた現代版かぐや姫『LUNA』は9月上旬の完成を予定している。

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8月26日、映像制作のROBOTとIMAGICAは次世代メディアの8K/HDRで実写オリジナル作品を共同製作することを発表した。実写とCGを組み合わせた現代版かぐや姫『LUNA』は9月上旬の完成を予定している。

『LUNA』は「映像美と物語の融合」や「光の映像表現」をコンセプトに制作中の超高精細エンタテインメントコンテンツである。ハイビジョンの16倍の解像度を持つ8Kの規格を採用し、輝度差を映像情報の中に表現する技法・HDR(ハイダイナミックレンジ)で制作している。8K/HDR映像で紡がれた美しい物語と、CG合成やカラーグレーディングによって生み出された世界観によって、観客が映像世界の一員となり、登場人物とともに感情を揺さぶられる映像体験にチャレンジした。
ストーリーはある秋の日の学校が舞台。高校生の俊介は教室に見知らぬ美しい少女・梨紗がいることに気づく。俊介は文化祭に向けた準備の中で天体観測を通じて梨紗と親しくなっていくが、実は彼女は大きな秘密を抱えているのだった……。

制作スタッフも実力派が揃っている。脚本は平田研也が担当。2009年には短編アニメーション『つみきのいえ』で米アカデミー賞を受賞。長編映画『ボクは坊さん。』では第49回ヒューストン国際映画祭で長編部門の最高賞を獲得した。
演出は池田一真が努める。彼も広告祭 ADFEST2015 FILM CLAFT部門/ブロンズ賞、2016 One Screen Film Festival Experimental 部門 Best Experimental 受賞をはじめ、多数の受賞歴を持つ。

現在『LUNA』は、IMAGICAが8K映像編集に特化した新拠点・渋谷公園通りスタジオにてポストプロダクション作業中。約17分の本編映像は9月上旬に完成する予定だ。その後は国内外の映画祭へエントリーや、国内映像機器開発メーカーにデモンストレーション映像として提供する。
[高橋克則]
《高橋克則》
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