東京藝大公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門2016」 ノルシュテインらが来日 | アニメ!アニメ!

東京藝大公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門2016」 ノルシュテインらが来日

東京藝術大学大学院映像研究科による公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門~現代短編アニメーションの見取り図~2016」の開催が決定した。今年はテオドル・ウシェフ、ユーリー・ノルシュテイン、マチュー・ラベェユを招く予定だ。

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東京藝術大学大学院映像研究科による公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門~現代短編アニメーションの見取り図~ 2016」の開催が決定した。今年はカナダ国立映画制作庁で多数の作品を手がけるテオドル・ウシェフ、日本でも熱狂的なファンを持つロシアの巨匠ユーリー・ノルシュテイン、ベルギー生まれの若手作家マチュー・ラベェユを招く予定だ。

「コンテンポラリーアニメーション入門」は2009年から毎年開催されている公開講座である。短編アニメーションに関しての基礎知識を学べ、作家がどのような意識を持って作品を手がけているのかを知ることができる。
まず10月23日開催の第22回講座「ステレオスコープにおけるナラティブと抽象」にはテオドル・ウシェフ監督が登壇。カナダ国立映画制作庁で制作した短編作品を上映した後に講座を行う。

10月29日には第23回講座「モノとコト」を開催。こちらではユーリー・ノルシュテイン監督の『アオサギとツル』、『霧の中のハリネズミ』、『話の話』を、デジタルリマスターによるニュープリントで上映する。講座では30年以上に渡り制作中の『外套』の話も聞けるのか注目したい。
11月19日の第24回講座「アニメーション・ドキュメンタリー1」ではマチュー・ラベェユ監督の『オルジェスティキュラニースムス』をはじめ、多彩な作家の短編作品を上映する。講義では東京藝術大学大学院アニメーション専攻教授の山村浩二も参加し、トークを繰り広げていく。いずれの講義も東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎にて行われる。入場は無料だが事前申込制となっており、先着90名が参加できる。詳細は公式サイトを確認してほしい。
[高橋克則]

「コンテンポラリーアニメーション入門~現代短編アニメーションの見取り図~2016」
第22回講座「ステレオスコープにおけるナラティブと抽象」
講師: テオドル・ウシェフ
日時: 2016年10月23日
開場: 17時30分~
上映: 18時~午後19時 講演:午後19時~20時30分

第23回講座「モノとコト」
講師: ユーリー・ノルシュテイン
日時: 2016年10月29日
開場: 17時30分~
上映: 18時~午後19時 講演:午後19時~20時30分

第24回講座「アニメーション・ドキュメンタリー1」
講師: マチュー・ラベェユ、山村浩二
日時: 2016年11月19日開場: 17時30分~
上映: 18時~午後19時 講演:午後19時~20時30分
《高橋克則》
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