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「ファインディング・ドリー」アンガス監督 マクレーン共同監督が来日 室井滋、木梨憲武ら吹き替え版声優も登壇

ディズニー/ピクサーの最新作『ファインディング・ドリー』の来日記者会見が都内のホテルで開かれた。その様子をレポートする。

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ディズニー/ピクサーの最新作『ファインディング・ドリー』の来日記者会見が都内のホテルで開かれた。
同作は2003年に公開された大ヒット作『ファインディング・ニモ』の続編で、長編アニメーションとして全米で歴代最高のオープニング記録を樹立した注目作だ。この日は、アンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督が来日。日本語吹き替え版のキャストであるドリー役の室井滋、マーリン役の木梨憲武、ハンク役の上川隆也、デスティニー役の中村アンも登壇した。

スタントン監督はこれまで続編は絶対に制作しないと断言していたが、「この経験から“Never”というワードを使うべきでないと学んだ」。2012年に3D版公開のため映像をチェックしていた時に、ドリーが忘れっぽい自身について度々「ごめんなさい」と謝っていたのが心配になり彼女にもっと自分を愛して欲しいと感じたことが続編制作の源になったと話した。

ドリーを演じる室井はタクシーに携帯電話をわすれるなど、ドリーを演じている間は自身が“ドリー化”したことを告白。ドリーを想うあまり不安に感じていると、画面の中で笑うドリーにはっとすることも。ニモの父・マーリン役の木梨は完成版の映像を見て感嘆、心配症のマーリンと自分は正反対の性格だと笑った。

海中を映した大きなスクリーンでスタントン監督が描いたニモ、アンガス共同監督が描いたドリーが登場すると驚きの声が。キャストが描いた魚達も登場し、悠々と泳ぐ姿で楽しませてくれた。

最後にスタントン監督、マクレーン共同監督の来日を祝し、ドリーとニモが描かれたオリジナル提灯を贈呈。日本公開に向け意気込みを見せた。

『ファインディング・ドリー』はニモが迷子になった前作から1年後、何でもすぐに忘れてしまう忘れんぼうのドリーがただひとつ忘れなかった“家族の思い出”。個性豊かな仲間も加わり、ドリーの家族を探しに行く物語だ。

『ファインディング・ドリー』 7月16日(土)全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン

(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
《川俣綾加》
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