実写映画「鋼の錬金術師」2017年冬公開 エド役に山田涼介、ロイ役にディーン・フジオカ、監督・曽利文彦 | アニメ!アニメ!

実写映画「鋼の錬金術師」2017年冬公開 エド役に山田涼介、ロイ役にディーン・フジオカ、監督・曽利文彦

荒川弘の描く傑作マンガ『鋼の錬金術師』が、新たなかたちで蘇る。5月23日、本作の実写映画化が発表された。

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荒川弘の描く傑作マンガ『鋼の錬金術師』が、新たなかたちで蘇る。5月24日、本作の実写映画化が発表された。主人公・エドワード・エルリック役に山田涼介、ウィンリィ役に本田翼、ロイ・マスタング役にディーン・フジオカ、ラスト役に松雪泰子など豪華キャストで届けるビッグムービーだ。監督は、曽利文彦が務める。
2017年冬に、ワーナー・ブラザース映画配給で全国公開される。原作は世界シリーズ累計部数7000万部という大ヒット作、世界中に熱狂的なファンを抱える。まさかの実写映画化決定は、日本のみならずグローバルで関心を呼ぶに違いない。

原作は2001年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載をスタートした。死んだ母親を生き返らせようと禁忌の人体錬成を行ったエドとアルの兄弟は、これに失敗。体の一部を失ったエドと体の全てを失ったアルは、これを取り戻す“賢者の石”を探すための旅に出る。その行く手には様々な策謀を蠢いていた。
原作は2010年にフィナーレを迎えたが、その間、2度のテレビアニメ化と2本の劇場アニメが作られた。いずれも大ヒットになったが、実写映画化はさらに大きな夢であった。しかし、そのスケールの大きさから日本での映像化は不可能でないかと見られていた。
それに果敢に挑むのが曽利文彦監督である。かねてより『鋼の錬金術師』の実写化に大きな関心を持っていた曽利監督は、『ピンポン』以来、自分自身で企画した、自分から沸きあがた作品とその思い入れの強さを力説する。そして、「昨今の映像技術の進歩で日本でもそれが出来る時代になった」「ハリウッドに肉薄する映像になる」と自信を見せる。かなりの驚きの映像が期待できそうだ。

そして、やはり話題になりそりそうなのが豪華キャストだろう。『暗殺教室』『グラスホッパー』で、その演技に評価が高まる山田涼介が主人公のエドに起用される。曽利監督は、いつか一緒にやりたいと思っていたと、山田が意中の役者であったことを明かす。
そしてウィンリィ役にはこちらも『アオハライド』『ターミナル』などで注目される本田翼、作中でも有数の人気キャラクターであるロイ・マスタング役にディーン・フジオカ、その親友ヒューズ役に佐藤隆太、ホークアイ役に蓮佛美沙子、ロス役に夏菜が決まっている。原作で強烈な印象を残すタッカ―役には大泉洋、ドクター・マルコ―役に國村隼、ハクロ将軍役に小日向文世。
敵となるホムンクルスも煌びやかな役者が並んだ。ラスト役に松雪泰子、エンヴィー役に本郷奏多、グラトニー役に内山信二、コーネロ教主役に石丸謙二郎と、まさにオールスター体制だ。
曽利監督によれば、原作は国籍な不明なファンタジーな世界観、そこで日本の役者を起用した。しかし、キャラクターの名前は原作を踏襲するという。

撮影は6月のイタリアロケからスタートする。さらに日本での撮影を経て、8月下旬には撮影終了予定だ。作品の持つ世界観の再現のためのアクションやCG映像にも巨額の予算が投下される。製作費は明かされていないが、かつてないほどのスケールのメガムービーになりそうな気配だ。
「ソフトなところもハードなところもしっかり描く」「避けたりよけたりはしない」と曽利監督の決意は固い。そのうえで、原作の持つ読後の爽やかさを目指すと話す。作品の深みも、世界基準となりそうだ。

『鋼の錬金術師』
公式サイト http:// hagarenmovie.jp
2017年冬、全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画

監督: 曽利文彦
原作: 「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
エグゼクティブ・プロデューサー: 濱名一哉
(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会 
《animeanime》
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