アニメーション・フェスティバルの新しい波 GEORAMA2016が特別企画発表、大物作家も来日 | アニメ!アニメ!

アニメーション・フェスティバルの新しい波 GEORAMA2016が特別企画発表、大物作家も来日

アニメーションを起点に音楽や美術など他ジャンルとクロスを目指す新たなフェスティバルがGEORAMA2016である。2016年2月開催に向けて、特別企画が3つ発表された。

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アニメーションを起点に音楽や美術など他ジャンルとクロスを目指す新たなフェスティバル、それがGEORAMA2016である。2014年の第0回大会を経て、より本格的なフェスティバルが2016年2月に開催される。アニメーションファン、映像ファンは勿論、新しいカルチャーに関心を持つ人たちが、いま大きな関心を持つ話題のイベントである。
12月19日にGEORAMA2016の公式サイトがリニューアルオープン、その特別企画の数々を明らかにした。妥協を許さない骨太な企画に加えて、大物アーティストの来日もあり見どころたっぷりだ。

特別企画は3つ。ひとつめは「ドン・ハーツフェルトの夕べ」だ。独自の物語が世界のアニメーション関係者から絶大な支持を受け、カルトな人気を誇るドン・ハーツフェルトが初来日する。サンダンス映画祭で並みいる実写映画を相手に短編部門で審査員大賞を受賞、またアカデミー賞短編アニメーション部門の最有力候補とも呼び声が高い存在だ。
今回は全米で圧倒的な人気を呼ぶイベント「ドン・ハーツフェルトの夕べ」が、日本に上陸する。2016年2月2日20時半からのヒューマントラストシネマ渋谷に注目だ。

2月6日、7日は、原宿・VACANTにて「ブルース・ビックフォードのガレージ」を開催する。ブルース・ビックフォードはフランク・ザッパとのコラボレーションで知られる大家、独特のストップモーション・アニメーションは日本のミュージシャンや現代アートの作家にも多大な影響を与えてきた。
そのビックフォードの制作の場、ガレージを東京に2日間だけ再現するという驚きの企画だ。さらにビックフォードが来日し、公開制作も実施する。
2月6日夜の『ブルース・ビックフォードと過ごす特別な一夜』では、未発表の完全新作をこの場で初披露する。プレミア尽くしのイベントである。

そして、世界中のインパクトのある短編・長編アニメーションをまとめて紹介する「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションオールナイト2016」もある。過去の開催ではいずれも超満員となった企画の2年ぶりの登場である。
MCはお馴染みの土居伸彰、ゲストに『Airy Me』の監督や『花とアリス殺人事件』のロトスコープを担当した久野瑶子、『肛門的重苦』『おかあさんにないしょ』などで国際的に注目される冠木佐和子を招く。作品は勿論だが、登壇者も興味深い人選になった。会場はテアトル新宿、2月13日24時からスタートする。

詳しい情報はGEORAMA2016の公式サイトで確認できる。いずれもかなり人気になりそうプログラムだけに、チケットの発売情報などには注意したい。

GEORAMA2016 公式サイト
http://newdeer.net/georama/  

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