プロトコルなどを萌えキャラに「IT擬人化計画」が始動 書籍からメディアミックス展開目指す
解説書を扱う翔泳社は、IT専門用語などを萌えキャラ化する「IT擬人化計画」を始動。書籍以外にもボイスドラマやゲーム、アニメなどメディアミックスも企画中。
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入門書では、プロトコルを擬人化する。例えば、ホームページなどに広く使われているプロトコルの花形的存在・HTTPは、そのイメージに合わせてアイドルのようなデザインになっている。
このように、それぞれの技術の特徴を抽出し、キャラクターの属性として落とし込む形で萌えキャラ化が行われる。これまでにも擬人化を利用した書籍は出版されてきたが、「IT擬人化計画」では、より愛着をもつことができるキャラクターの制作を目指す。
目標を実現するため、アニメ制作会社がキャラクターの監修を行なった。さらに商業成年マンガ誌などで活躍する人気絵師・108号さんがデザインを担当した。
著者は『スラスラわかるC言語』や『ジオン軍の失敗』など、多数の出版実績をもつ岡嶋裕史さん。ライトノベルやマンガ・アニメ文化に詳しく、解説の分かりやすさにも定評がある。本プロジェクトにふさわしい人選となった。
「IT擬人化計画」はこの入門書の刊行を皮切りに、ボイスドラマやゲーム、アニメなど、様々なメディアミックス展開を行ない、ひとつの作品として成長させる予定とのこと。
そのためのプロモーション資金を集める試みが、11月17日よりクラウドファンディングサービス「Makuake」上でスタートしている。当初の目標金額であった30万円は開始後11時間で達成されたが、引き続き12月18日まで支援を受付中だ。
プロジェクトの支援者は発売前に入門書を入手できるほか、支援額に応じて書籍に名前が掲載される。キャラクターグッズの贈呈や、アニメ制作会社のスタジオ見学なども用意されているとのことだ。