歌手の藍井エイルが、自身初となる武道館でのワンマンライブ「Eir Aoi Special Live 2015 WORLD OF BLUE at 日本武道館」を11月2日に開催した。 藍井エイルは2011年のメジャーデビュー以来、『Fate/Zero』『ソードアート・オンライン』や『キルラキル』といった人気アニメとのタイアップを担当。今年は海外ツアーも行うなど、現在のアニソンシーンを牽引するアーティストだ。そんな藍井エイルの武道館ライブは「WORLD OF BLUE」というタイトルの通り、自身のイメージカラーでもある“青”を前面に押し出したステージとなった。
「サンビカ」や「騙された羊」などの制作を担当した安田貴広を招き、「A New Day」「Roses」をデュエットする一幕も。藍井エイルはデビュー前から安田貴広の所属するバンド・Aoのファンだったことを明かし、楽屋へ挨拶しに行ったエピソードを披露した。 「虹の音」「コバルト・スカイ」「サンビカ」と続けた後、「世界ツアーで感じたことを表現するために、そのゴールとして武道館で単独ライブをやるのが夢だった。ここからリスタートしていく」と決意を新たにし、10月28日にリリースしたばかりの新曲「シューゲイザー」へとつないだ。
ラストは「INNOCENCE」「Bright Future」「シリウス」「IGNITE」「ラピスラズリ」と、たたみかけるように自身のヒットナンバーを熱唱。興奮冷めやらぬアンコールを受けて再びステージに立った藍井エイルは、デビュー曲の「MEMORIA」をオーケストラバージョンで披露した。 「HaNaZaKaRi」を歌った後は、全国16都市のライブハウスを回るツアー「Eir Aoi LIVE TOUR 2016 ”D'AZUR-EST”」の開催決定と、2016年発売予定のゲーム『デジモンワールド -next 0rder-』の主題歌を担当することが発表となった。なお、ツアーの受付は11月2日の21時からスタートしている。