小野不由美の小説「残穢」が映画化 東京国際映画祭のコンペ部門に | アニメ!アニメ!

小野不由美の小説「残穢」が映画化 東京国際映画祭のコンペ部門に

『十二国記』『ゴーストハント』『屍鬼』の原作者・小野不由美さんの小説を映画化した『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』が、東京国際映画祭コンペティション部門で上映される。

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第28回東京国際映画祭のコンペティション部門のラインナップが決定した。9月16日に発表された。今回は11年ぶりに日本映画からは3作品が選ばれた。
このなかに小野不由美さんの小説を映画化した『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』もラインナップされた。さらに『FOUJITA』、『さようなら』である。

『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、『十二国記』『ゴーストハント』『屍鬼』などの原作者としてアニメファンにもよく知られる、小野不由美さんの小説の初映画化作品だ。
2012年に発表された書き下ろし小説で、ルポルタージュ調の文体でつづられたドキュメンタリー風ホラー小説で、山本周五郎賞を受賞し話題を呼んだ。
そんな題材を、『予告犯』など数々のヒット作を手がけてきた中村義洋監督が映像化。主演には竹内結子さん、橋本愛さんと注目の実力派女優が顔をそろえている。

『FOUJITA』は、小栗康平監督による日仏合作映画だ。フランスで活動した日本人画家・藤田嗣治の半生をオダギリジョーが演じきる。
『さようなら』は、深田晃司監督の作品。劇作家の平田オリザとロボット研究者の石黒浩がタッグを組み注目を集めた、人間とアンドロイドを共演させるアンドロイド演劇を映画化した。

コンペティション部門に日本映画が3本入るのは2004年以来の11年ぶりだ。この日本映画の盛り上がりを感じさせる流れを、映画ファンでなくとも体験する価値があるだろう。
第28回東京国際映画祭は、10月22日(木)から31日(土)まで。会場は六本木ヒルズのほか、今年は新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズなど新宿での開催も決定している。『機動戦士ガンダム』の特集上映などアニメファンも注目の映画祭だ。

第28回東京国際映画祭
開催期間: 10月22日(木)~10月31日(土)
会場: 六本木ヒルズ(港区)、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿他
《animeanime》
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