「角川コミックス・エース」に連載する異色のマンガ『文豪ストレイドッグス』(原作・朝霧カフカ、作画・春河35)が、アニメ化されることが決定した。アニメーション制作はボンズ、監督には五十嵐卓哉、脚本には榎戸洋司を起用する。『桜蘭高校ホスト部』や『STAR DRIVER 輝きのタクト』などの傑作を世に届けてきたチームが集まっている。本作も期待がかかりそうだ。一方で、これ以外の情報、どういったかたちでの映像化か、リリース時期、キャスト、音楽などは明らかになっていない。今回はアニメ化決定の第一報との位置づけである。『文豪ストレイドッグス』は、2013年に連載を開始と、必ずしも歴史が長いわけでないが、7巻までの既刊単行本は短期間で170万部を突破している。その勢いから読者の支持の厚さも理解できるに違いない。最新第8巻が9月4日に発売を控えており、今後のさらなる盛り上がりが期待されるなかでのサプライズな発表となった。アニメ化決定に合わせて、春河35による記念イラストも公開されている。本作の持ち味がたっぷり描かれている。本作の設定はとにかく変わっている。舞台は架空の都市・ヨコハマ、そして登場するキャラクターは、ほとんどが日本の近現代の文豪と同じ名前だ。そしてキャラクターの背景や、エピソードもそれぞれの文豪たちにちなんでいる。太宰治は自殺マニアで、国木田独歩は神経質と。しかし描かれるのは、彼らが属する「武装探偵社」の社員の活躍だ。武装探偵社は軍や警察も踏み込めない事件も解決すると噂される。中島敦らを中心に、彼らが異能力バトルを繰り広げる。一体、どのように映像化されるのか、続報が待たれるところだ。『文豪ストレイドッグス』原作: 朝霧カフカ・漫画:春河35(「ヤングエース」連載)監督: 五十嵐卓哉脚本: 榎戸洋司アニメーション制作: ボンズ(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
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