「攻殻機動隊新劇場版」6月20日全国公開　歴代作品登場、25周年特別PV公開

映画『攻殻機動隊新劇場版』の公開日が6月20日に決定した。キービジュアルとプロモーション映像、ストーリーも発表され、ファンの期待を高める内容に仕上がった。

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2015.3.20 Fri 12:00

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(C)士郎正宗・Production I.G／講談社・「攻殻機動隊新劇場版」製作委員会

「攻殻機動隊」シリーズ25周年記念作品となる映画『攻殻機動隊新劇場版』の公開日が決定した。6月20日に全国公開となる。
この発表に合わせて新情報も一挙に公開された。新規キービジュアルとプロモーション映像、さらにストーリーも発表され、ファンの期待を高めるのに十分だ。

『攻殻機動隊新劇場版』のキービジュアルには、光学迷彩スーツをまとった攻殻機動隊メンバーが描かれた。「攻殻機動隊」シリーズで重要な役割を果たしてきた光学迷彩を全面に押し出した印象的なビジュアルである。
新作PVは全編2分43秒にも及ぶ長尺だ。1995年公開の劇場第1作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』をはじめ、これまで映像化されてきた作品に、『攻殻機動隊新劇場版』の新規カットを加えた25周年特別編集版となった。「攻殻機動隊」シリーズの世界観を未体験の人にとってもおすすめの内容だ。PV映像で世界観を堪能し、6月公開の最新作に備えたい。

『攻殻機動隊新劇場版』のストーリーは、総理大臣暗殺という戦後最大の事件が発生したことから幕を開ける。事件の背後にあったのは、義体開発の行く末を左右する技術的障害「デッドエンド」をめぐる政治的取引。さらに洗脳・ゴーストへの侵入、疑似記憶の形成を一度に行う電脳ウィルス「ファイア・スターター」の存在も見え隠れしていた。そして事件を捜査する中で掴んだ手がかりは、草薙の秘められた生い立ちにも繋がっていたのだった……。

『攻殻機動隊ARISE』の事件に関わった「ファイア・スターター」も登場することから、「ARISE」シリーズに連なる物語であることが窺える。4月からはスタートするテレビアニメ『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』を見れば、本作をより楽しむことができそうだ。
2017年4月14日にはウォルト・ディズニー・スタジオが実写版『攻殻機動隊』を公開することも発表されており、今後もシリーズは加速していく。
[高橋克則]

『攻殻機動隊新劇場版』
2015年6月20日全国ロードショー
http://kokaku-a.jp/

攻殻機動隊25周年記念サイト
https://www.bandaivisual.co.jp/koukaku-special/

《高橋克則》