若杉公徳さんの人気マンガ『みんな！エスパーだよ！』の劇場映画化が決定した。本作は2013年にテレビ東京で連続ドラマが放送され、人気を博した。ドラマからさらに大スクリーンへ展開する。若杉公徳さんは『デトロイト・メタル・シティ』などでも人気、シニカルギャグが持ち味になっている。劇場映画でも、テレビドラマと同じく園子温さんが監督を務める。園子温監督は『地獄でなぜ悪い』や『ヒミズ』など熱狂的なファンを持つ作品を手掛けている。『みんな！エスパーだよ！』は週刊ヤングマガジンで連載し、6巻まで発売している。2014年7月から休止していたが、2015年3月16日に発売する週刊ヤングマガジン16号で再開することが発表された。物語は突然テレパシー能力に目覚めた主人公・鴨川嘉郎と周りを取り巻く超能力者たちとの友情や、立ちはだかる敵との戦いを描いている。主人公を演じるのは染谷将太さんだ。日本人で初めてヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞（新人俳優賞）を受賞し、『寄生獣』などで主役を演じる染谷さんは「『みんな！エスパーだよ！』が、遂に映画化！ということで、 果たして一体どっちの方向にスケールアップされるのか、 僕自身、今からドキドキしています。きっと皆さんが想像されているよりずっと壮大で、ずっと面白く、ずっとアクションが凄くて、ちょっとだけエッチな超感動作になると思います。『映画 みんな！エスパーだよ！』、どうぞご期待だに！」とコメントしている。さらに園田監督も「テレビシリーズでは、ロケハンから衣装、キャスティングまで総監督的な位置でやらせていただき、できることなら全話撮影したかったのですが、仕事の都合上、たくさんの監督に何話かお任せすることになったのが自分の中では残念でしたので、映画版では全て自分で監督できることを嬉しく思っています。頑張りますので、宜しくお願いいたします。」とコメントする。そして春にはスピンオフとして「みんな！エスパーだよ！番外編 ～エスパー、都へ行く～」が、テレビ東京で放送される。様々なかたちで作品を世に届ける。マンガもドラマも人気が高いとあって大きく話題を呼びそうだ。『映画 みんな！エスパーだよ！』が一体どんな作品になるのか、続報を待ちたい。『映画 みんな！エスパーだよ！』（C）若杉公徳・講談社／映画「みんな！エスパーだよ！」製作委員会（C）若杉公徳／講談社（C）「みんな！エスパーだよ！」製作委員会
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