『獣兵衛忍風帖』や『バンパイアハンターD』、『妖獣都市』などで、海外で圧倒的な評価と支持を受けるアニメ監督の川尻善昭さんの作品の魅力をあらためて掘り下げるイベントがこの秋に開催される。アニメ業界の数々の伝説の人にアニメ監督の小林治さんが話を聞くイベント「コバヤシオサムのアニメ道(みち)」の第8回に川尻善昭さんが登場する。「コバヤシオサムのアニメ道」は、毎月1回、東京杉並区の阿佐ヶ谷ロフトAにて行われている。ざっくばらんな雰囲気で濃いめのトークを繰り広げる。川尻善昭監督特集は11月16日18時開場、18時半スタート、前売券1800円、当日2000円(共に飲食代別)となる。前売券はe+にて10月4日(土) 10時より発売を開始する。当日は川尻善昭さん自身が出演するほか、『SF新世紀レンズマン』で川尻作品した経験もある森本晃司さん、『獣兵衛忍風帖』や『バンパイアハンターD』でキャラクターデザイン・作画監督を務めた箕輪豊さん、『獣兵衛忍風帖』、『鉄腕バーデイ(OVA)』のプロデューサーである池口和彦さんをゲストに招く。ナビゲーターを小林治さんが務める。トークは二部構成を予定。第一部は「川尻善昭の世界」と題して、アニメーター時代の原画や画面構成の話、さらに作品論などを川尻善昭さんが語る。第二部は「川尻ワールドを探る」だ。ここではアニメ業界進んだ動機やマンガ、アニメ、映画のこと、そして企画を通じて川尻ワールドの未来を探るとしている。川尻ファンには必見となりそうだ。川尻善昭さんは虫プロダクションを経て、マッドハウス設立時からアニメーターとして参加した。数々の作画で注目された。『SF新世紀レンズマン』で監督デビュー、その後『迷宮物語・走る男』、『妖獣都市』、『獣兵衛忍風帖』、『バンパイアハンターD』などの傑作を次々に世に送り出した。とりわけ国外での評価は日本のアニメ監督のなかでも群を抜いている。『獣兵衛忍風帖』は北米だけで90万本を販売、数々の有名映画監督・クリエイターに大きな影響を与えたことで知られている。コバヤシオサムのアニメ道(みち)×8=アニメーション監督、川尻善昭~リアリズムと様式美の世界~/http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/27898[出演]川尻善昭 [ゲスト]森本晃司、箕輪豊、池口和彦[ナビゲーター]小林治前売 1,800円/当日 2,000円(共に飲食代別)前売はe+にて10月4日(土) 10時より発売開始