広井王子×藤島康介の新作アニメ「夏恋戦機」 台湾発でクランチロール独占配信

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「サクラ大戦」シリーズのスタッフでお馴染みの広井王子さんと藤島康介さんが手を組んで、新たなアニメーションが登場する。しかもこの作品『夏恋戦機』は、日本でなく台湾の大手CGアニメーション会社Next Media Animationが製作・制作をした。日本の才能と台湾の成長企業が結びつくことで実現した企画だ。
作品の展開もグローバル規模を目指す。作品はまず、9月26日から28日まで、米国・アトランタ市で開催されるANIME WEEKEND ATLANTA 2014でプレミア上映される。プレミアイベントには、広井王子さんと藤島康介さんもゲストとして出席する予定だ。
その後9月27日からは、日本アニメの世界配信でお馴染みのクランチロールでの独占配信がスタートする。同社の目玉作品となる。

Next Media Animationは、香港で出版・新聞のメディア事業がからスタートしたNext Mediaグループのアニメーション事業会社である。アニメーションに本格的に乗り出したのは2010年代だが、システム化されたCGプロダクション工程によるスピード感のある制作と、コストの圧縮で急成長した。
ニュースをCGアニメーションで再現するTomoNews、ショートアニメーションを集めたTomoToonで知られている。またその活動の中心は、インターネットになっている。

しかし、『夏恋戦機』では、これまでのNext Media Animationの作品とは異なるアプローチも取られている。作品の舞台は機械が世界を支配する時代、主人公はそれに反旗をヒ翻すレジスタンスのリーダー夏恋である。未来世界、美少女、メカと日本アニメでお馴染みの設定が満載だ。
広井王子さんはかねてよりNext Media Animationと様々なプロジェクトを進めてきた。今回は『ああっ女神さまっ』などで国内でも人気の高いマンガ家・イラストレーター藤島康介さんがスタッフに加わることで、世界のコアなアニメファンを狙う。映像は全編CGアニメーションだ。



作品展開のスタートを日本でなく米国に選んだことで、最初からグローバルな市場目指す。同時にワールドプレミアを日本アニメのイベントANIME WEEKEND ATLANTAにしたことで、本作のターゲットが異本アニメのファンであることも分かる。
またテレビ放送や映像ソフトでなく、インターネットから発表するのも新しい時代を意識したものだろう。台湾からの挑戦は、日本のアニメ関係者にとっても興味深いものになりそうだ。

『夏恋戦機』
/http://www.karensenki.com/home/index.html
《animeanime》

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