原作・高森朝雄、作画・ちばてつやの二人が手がけたボクシングマンガの金字塔『あしたのジョー』の展示会「あしたのジョー、の時代展」がスタートした。期間は7月20日から9月21日まで、練馬区立美術館にて開催中だ。会場では『あしたのジョー』の作品世界が、ちばてつやの100点以上に及ぶ魅力的な原画によって構成されている。力強いな筆致で描かれた原画は、連載終了から40年が経過した今もなお色あせない迫力を見せている。そのイラストの数々を間近で鑑賞できる貴重な機会となる。さらにアニメやレコードなど、同時代の関連資料から作品の広がりを紹介していく。また本作は、社会現象を呼び起こし、様々な人々に影響を与えてきたことも広く知られている。ジョーのライバル・力石徹の劇中での死に衝撃を受け、実際に告別式を執り行った詩人・寺山修司は、その代表格と言えるだろう。展示会では、ジョーと同じ時代の空気を共有した芸術家たちの活動をたどり、本作が連載されていた昭和40年代にも焦点を当てている。当時の雰囲気を感じ取れるという意味でも重要な催しである。展示会ではそのほか、ちばてつやによるトークショーや、「力石徹への弔辞」の再現パフォーマンス、声優・銀河万丈による読み語りなど、イベントも多数行われる。観覧料は一般500円、高大学生および65歳から74歳までが300円、中学生以下および75歳以上は無料で入場できる。『あしたのジョー』は1967年から1973年にかけて「週刊少年マガジン」(集英社)にて連載された大ヒット作だ。連載当初から人気を博し、テレビアニメ化、映画化が行われ、現在に到るまでファンを獲得し続けている。[高橋克則]「あしたのジョー、の時代展」/https://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/joe2014.html会期: 平成26年7月20日(日曜)~9月21日(日曜)休館日: 月曜日 ※ただし、7月21日、9月15日(月・祝)は開館、翌日休館開館時間: 午前10時~午後6時 ※入館は午後5時30分まで
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