第15回広島国際アニメーションフェス コンペ部門に前回グランプリのD・ゲラー新作など59作品

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第15回広島国際アニメーションフェスティバルのノミネート作品が5月27日、広島市内にて発表となった。今回はエントリー数が2217作品、そのうち59作品がコンペテイション作品となった。
エントリー数は過去最多記録を更新した。一方、日本からは59作品に1作品も残らないという厳しい結果となった。

59作品の中には、前回『I saw mice burying a cat.(ネコを埋葬するネズミを見た)』でグランプリを受賞したDmitry Geller(ドミトリー・ゲラー)さんの『The pond under the Great Wall.』や第86回アカデミー賞でもノミネートとなっていたDaniel Sousa(ダニエル・スーサ)さんの『Feral』から、常連のVladimir Leschiov(ヴラディミール・レシチョフ)さんの『Rainy Days』やTheodore Ushev(テオドール・ウシェフ)さんの『Gloria Victoria』などが入った。
映画祭では、コンペティション部門の上映作品以外にも各種の企画部門が設けられている。毎回「ベスト・オブ・ザ・ワールド」、「平和のためのアニメーション特集」、「現代日本のアニメーション特集」、「学生優秀作品特集」、「子どものためのアニメーション特集」などで公式上映される作品も選ばれている。今後はこちらの発表作品にも期待したい。

広島国際アニメーションフェスティバルは「愛と平和」をスローガンに、1985年から開催している。隔年の開催で、フランスのアヌシー、クロアチアのザグレブ、カナダのオタワと並ぶ世界4大アニメーションフェスティバルの一角を成している。
各賞の対象となるコンペティション部門は、広島国際アニメーションフェスティバルでは長編以外を対象としている。他の映画祭では短編部門、テレビ部門、CM部門、学生部門などを設けるが、広島ではまとめて短編として審査しているのが特徴となっている。第15回の会期は8月21日から25日までで、最終日25日に各賞が決定する。
[真狩祐志]

広島国際アニメーションフェスティバル
/http://hiroanim.org/

第15回広島国際アニメーションフェスティバル ノミネート作品上映順一覧

8月21日
『Women’s letters』 Augusto Zanovello(フランス)
『PIK_PIK_PIK』 Vitosky Dmitry(ロシア) 
『Virtuoso Virtual』 Thomas Stellmach, Maja Oschmann(ドイツ)
『Phantom Limb』 Alex Grigg(オーストラリア)
『Boles』 Spela Cadez(スロベニア、ドイツ)
『Astigmatismo』 Nicolai Troshinsky(スペイン)
『WE CAN'T LIVE WITHOUT COSMOS』 Konstantin Bronzit(ロシア)
『The Wound』 Anna Budanova(ロシア)
『5 METERS 80』 Nicolas Deveaux(フランス)
『Mamma Mia』 Milena Tipaldo, Francesca Marinelli(イタリア)
『SNAIL TRAIL』  Philip Artus(ドイツ)
『Toto』 Zbigniew Czapla(ポーランド)
『L'lle Noire』 Nino Christen(スイス)
『Marcel, King of Tervuren』 Tom Schroeder(アメリカ)
『Symphony No.42』 Reka Bucsi(ハンガリー)

8月22日
『Rainy Days』 Vladimir Leschiov(カナダ)
『Through the Hawthorn』 Gemma Burditt, Pia Borg, Anna Benner(イギリス)
『FIRST LIGHT』 Wing Yan Lilian Fu(イギリス)
『A Tangled Tale』 Corrie Parks(アメリカ)
『THE BEAST』 Vladimir Mavounia-Kouka(フランス)
『CARROTROPE』 Paulo D'alva(ポルトガル)
『High Wool』 Moritz Mugler, Nikolai Maderthoner(ドイツ)
『LONELY BONES』 Rosto(フランス)
『Grace Under Water』 Anthony Lawrence(オーストラリア)
『CONFUSION THROUGH SAND』 Danny Madden(アメリカ)
『The Swallow』 Xi Chen, Xu An(中国)
『Man on the chair』 Dahee Jeong(フランス)
『A RECIPE FOR GRUEL』 Sharon Smith(イギリス)
『Argument』 Alexander Ilyash(ロシア)
『Hipopotamy』 Piotr Dumala(ポーランド)

8月23日
『SUMMER 2014』 Wojciech Sobczyk(ポーランド)
『GREEN FINGERS』 Elsa Dumamel(フランス)
『Darling』 Izabela Plucinska(ドイツ)
『Passer Passer』 Louis Morton(アメリカ)
『Feral』 Daniel Sousa(アメリカ)
『Paperworld』 Laszlo Ruska, David Ringeisen(ハンガリー)
『My Own Personal Moose』 Leonid Shmelkov(ロシア)
『Long bridge of desired direction』 Ivan Maximov(ロシア)
『SUN STROKE』 Morgane Le Pecho(フランス)
『Cargo Cult』 Bastien Dubois(フランス)
『Hearth』 Balint Gelley(ハンガリー)
『EL CANTO』 Ines Sedan(フランス)
『Hunger』 Petra Zlonoga(クロアチア)
『Defragmentation』 Saebyul Hwangbo(韓国)

8月24日
『Non-euclidean geometry』 Skirmanta Jakaite, Solveiga Masteikaite(リトアニア)
『PLANETS AFTER PLANETS』 Titouan Bordeau(フランス)
『The Thumb Cuff』 Bin Wang(中国)
『The Clockmakers』 Renaud Hallee(カナダ)
『The pond under the Great Wall』  Dmitry Geller(ロシア、中国)
『THE BIGGER PICTURE』 Daisy Jacobs(イギリス)
『ANIMAL』 Benoit Dulac, Laura Foglino, Julien Jude, Danyang Wang, Oriane Mulleras El Atmani, Benoit Viougeas(フランス)
『The Soldier and the bird』 Valentin Telegin(ロシア)
『Choir Tour』 Edmunds Jansons(ラトビア)
『Gloria Victoria』 Theodore Ushev(カナダ)
『No time for toes』 Kari Pieska(フィンランド)
『FADED FANERY』 Sonia Gerbeaud(フランス)
『THE BLUE MARBLE』 Co Hoedeman(カナダ)
『Baths』 Tomek Ducki(ポーランド)
『Fugue for cello, trumpet and landskape』 Jerzy Kucia(ポーランド)
《animeanime》

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