北米公開の配給を手がけるのは、米国の独立系配給会社GKIDSである。アート映画や子ども向けの映画を得意とする。なかでも個性的なアニメーション、海外アニメーションを得意とし、『The Secret of Kells』や『Chico and Rita』などをアカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートにいくつもの作品を送り込んでいる。 日本作品では『サマーウォーズ』、『コクリコ坂から』、『ももへの手紙』などを手がけてきた。オリジナルの優れたアニメーションをじっくり観たい人のためのラインナップのひとつとして、『サカサマのパテマ』がピックアップされたかたちだ。公開日はまだ明らかにされていないが、2014年以降、都市部の劇場にて上映されるとみられる。
すでに公開の始まった国内での評判も上々だ。さらに劇場を飛び出した企画も相次ぎ、映画を観たファンがさらに楽しめる仕掛けも満載となっている。 11月15日夜には、角川シネマ新宿シネマ1にて、19時25分の回上映後)『サカサマのパテマ』劇場公開記念 NOTTV&ニッポン放送「吉田尚記がアニメで企んでる」公開収録が行われる。チケットはすでに完売だが、当日の様子は今後「吉田尚記がアニメで企んでる」の番組の中で楽しめるだろう。 さらに11月16日13時からは、東京・中野のpixiv Zingaroで開催中の「サカサマのパテマ」&「サカサマのパテマ another side」展に吉浦康裕監督が姿を見せる。サイン会を行う予定だ。詳細はいずれも映画の公式サイトで楽しめる。