「STAND BY ME ドラえもん」3DCGで2014年夏公開 立体視アニメを山崎貴・八木竜一監督が

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1969年の誕生から40年以上、世代を超えて愛されてきたドラえもんが、2014年に新たな一歩を踏み出す。藤子・F・不二雄さんの生誕80周年にあたるこの年の夏に、3DCG映画『STAND BY ME ドラえもん』が公開される。コマーシャルなどではCGになったこともあるが、『ドラえもん』の3DCGが映画になるのは初だ。
映画「ドラえもん」シリーズは、近年は毎年春に新作が公開されるのが恒例である。2014年春もすでに『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊』が発表されている。これとは別に新たなスタッフにより制作される。

ストーリーは、ドラえもんファンにとっては見逃せないものとなる。シリーズのなかでも屈指の名作とされる「未来の国からはるばると」(原作1巻)、「さようなら、ドラえもん」(原作6巻)、「のび太の結婚前夜」(原作25巻)をベースに新たな要素も加えて再構築する。感動のストーリーだけに、泣ける作品になりそうだ。
一方で、机の引き出しとつながるタイムマシン、どこでもドア、タケコプターなど、ひみつの道具がCGになって、さらに立体視で登場することになるだろう。多くのファンはこれにワクワクするに違いない。

ドラえもんの3DCG映画制作にあたっては、強力なスタッフ陣が明らかにされた。監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや、『friends もののけ島のナキ』を手がけた山崎貴監督と八木竜一監督が担当する。
両作品とも、そのCG・VFXの技術が高く評価されている。とりわけ『friends もののけ島のナキ』は、国産のCGによるキャラクターアニメーションはヒットが難しいとされたなか興収15億円近い大ヒットとなった。この成功が今回の製作陣に自信を与えて、日本を代表するキャラクター ドラえもんの投入、山崎貴監督、八木竜一監督の起用につながった。

アニメ制作にあたっては、CGキャラクター、立体視以外にも、すでに重要なポイントが明らかになっている。まず、背景はCGでなく実写ミニチュアを使用する。これにより新しいリアルワールドを実現するという。日本の伝統の特撮技術もここに活かされる。
また、声の吹き替えは、プレスコを採用する。先に声優の音声を収録することで、音声や口の動き、表情、演技に応じて動く違和感のないキャラクターが実現することになる。技術面でもみどころ満載だ。制作には2Dアニメのシンエイ動画のほか、CG・VFXを得意とする白組、ROBOTが参加する。

そして、ドラえもんはアジアを中心に海外でも大きな人気を誇るキャラクターだ。世界的に長編劇場アニメーションの趨勢はCGに傾いている。日本のアニメはセルスタイル・2Dで勝負することを目指す一方で、CGへの挑戦も課題とされてきた。
ドラえもんというキャラクターを得ることで、『STAND BY ME ドラえもん』は海外でも勝負出来る作品になりそうだ。2014年の劇場公開が、多くの人に注目されそうだ。

『STAND(スタンド) BY(バイ) ME(ミー) ドラえもん』
2014年夏公開
配給: 東宝
/http://doraemon-3d.com

次ページに、山崎貴・八木竜一監督のコメント掲載

《animeanime》

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