荒木伸吾回顧展「瞳と魂」 秋葉原で11月14日~ 名アニメーターの業績を一望 | アニメ!アニメ!

荒木伸吾回顧展「瞳と魂」 秋葉原で11月14日~ 名アニメーターの業績を一望

11月14日から東京・秋葉原の3331 Arts Chiyoda アーツ千代田にて、荒木伸吾回顧展「瞳と魂」が開催される。荒木伸吾さんは、アニメファンには天才アニメーターとして広く知られた存在だ。

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2011年12月1日に、アニメーター、マンガ家、イラストレーターとして知られた荒木伸吾さんが逝去された。それからおよそ1年になる。
その才能を惜しむ声はいまだ多い中、11月14日から東京・秋葉原の3331 Arts Chiyoda アーツ千代田にて、荒木伸吾回顧展「瞳と魂」が開催されている。
荒木伸吾さんは、アニメファンには天才アニメーターとして広く知られた存在だ。『キューティーハニー』や『ベルサイユのばら』、『UFOロボ グレンダイザー』、『聖闘士星矢』などでキャラクターデザインや作画として活躍した。また、荒木プロダクションを設立、作画プロダクションの経営者としても業績を残した。
華のあるキャラクターや作画は多くのファンを獲得し、またその後のアニメの作画にも大きな影響を与えている。日本のアニメ史を代表するアニメーターのひとりである。

会場には、こうしたアニメの代表作品の原画、セル画、設定資料を数多く展示する。『聖闘士星矢』、『ベルサイユのばら』、『巨人の星』、『キューティーハニー』、『あしたのジョー』、『UFOロボ グレンダイザー』など多彩だ。日仏合作アニメーションの先駆けとなった『ユリシーズ』といった貴重な作品もある。
さらにマンガやオリジナルイラストも紹介、荒木伸吾さんの才能を多面的に紹介する。入場料は無料、12月10日まで通常12時から19時までオープンする。火曜日は休みだ。また、木曜日は21時までとなっているので、仕事帰りなどでも立ち寄れるだろう。

会場では、関連書籍の販売も行う。図録「荒木伸吾1939-2011 瞳と魂」(4800円)は、初期マンガからアニメーターとしての黄金期、そして再びマンガに熱中する後期までの歴史を一冊にまとめたものだ。
また遺作マンガとなった『SOURIRE D’ENFANCE』も販売される。亡くなる直前まで描き続けた本作は未完ではあるが、最晩年の輝きを伝えるものとなるだろう。
このほか記念ポスターやクリアファイル、下敷き、Tシャツ、エコバクなどのグッズも用意されている。ファンにはうれしいものとなりそうだ。

荒木伸吾回顧展「瞳と魂」特設サイト
/http://www.arakishingo.com/pc/special/

会場: 3331 Arts Chiyoda B104 /http://www.3331.jp/
会期: 2012年11月14日~2012年12月10日
開催時間: 12時~19時(木曜日は21時まで。火曜日は休館)
料金: 無料
《animeanime》
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